Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字(下)

『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字(下)』(山田真哉,光文社,2008年2月20日)を読了。 そもそもアンケートというのは,前提条件や対象範囲のちょっとした違いによって,出てくる数字が異なってきます。 こうした特徴を…

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)

『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)』(山田真哉,光文社,2007年4月20日)を読了。 数字がうまい人とは,数字を記号として見るのではなく,言葉のひとつとして,表現のひとつとして,積極的に使っている人のことをいいます。(位置 No.…

さおだけ屋はなぜつぶれないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

以前にも読んだことがあると思うけど記録に残っていない。最近,改めて『さおだけ屋はなぜつぶれないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』(山田真哉,光文社,2005年2月20日)を読んでみた。 つまり,現金というものさしだけでは企業は計れないのである。…

「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム

『「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム』(池田信夫,PHP 研究所,2016年8月3日)を読了。 自民党の国会議員のうち,閣僚になって政策を論じるのは全体の一割ぐらいで,あとの政治家の活動は,こういう後援会の維持と陳情の処理がほとん…

AV 男優しみけん仕事論 0.01 極薄!

『AV 男優しみけん仕事論 0.01 極薄!』(しみけん,扶桑社,2020年3月31日)を読了。 そのとき,敬愛するみうらじゅんさんの言葉が頭をよぎります。 「男はインポになったら本当の自由を手に入れられる。なまじ勃起するからカッコつけて周りの目を気にする…

ブチ抜く力

『ブチ抜く力』(与沢翼,扶桑社,2019年3月10日)を読了。 生半可な覚悟や中途半端な行動は,無意味です。とにかくひたすらストイックに,自分が心から「やり切った,もうこれ以上はやりたくない」と思えるまでやり抜く。 これが唯一にして絶対の成功法則だ…

アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーボー 2023

Amazon で「アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーボー 2023」"HENRY FESSY BEAUJOLAIS NOUVEAU" を購入。 2023年11月16日(木),自宅でボージョレ・ヌーヴォ解禁を祝う予定でしたが,別件があったため 2 日遅れで解禁を祝う。 ガメイ種を使ったフレッシュか…

となりの億り人 サラリーマンでも「資産 1 億円」

資産 1 億円の「億り人」を目指すべく,『となりの億り人 サラリーマンでも「資産 1 億円」』(大江 英樹,朝日新聞出版,2021年12月31日)を読了。 「近江商人は代々,自分の子供に対して『事業を大きくしようとか発展させようなんていうことは考えるな。た…

認知バイアス 心に潜むふしぎな働き

認知バイアスを自覚した生き方をするため,『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』(鈴木宏昭,講談社,2020年11月1日)を読了。 思いつきやすさ,思い出しやすさで,発生頻度を判断するクセのことを,「利用可能性ヒューリスティック(availability heurist…

リスキリング超入門 DX より重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」

リスキリンという言葉が気になる今日この頃,『リスキリング超入門 DX より重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」』(徳岡晃一郎,房広治,KADOKAWA,2023年2月25日)を読了。 日本ではルールは「守るべきもの」と捉えられがちですが,反対に欧米では…

ワインの科学 「私のワイン」のさがし方

『ワインの科学 「私のワイン」のさがし方』(清水 健一,講談社,2013年4月1日)を読了。 料理との相性に関しては,これも田崎氏が指摘しているように,料理と酒を合わせて,甘味,旨味,塩味,酸味,苦味の五つの味がそろうと良い,という発想も面白いと思…

ランニングをする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング

数年前の春から秋にかけてランニングを続けている。すでにランニングをしているが,『ランニングをする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング』(田中宏暁,講談社,2017年3月1日)を読んでみた。 1 時間以上の運動ができたら食欲のままに食べる,…

ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか

クソどうでもいい仕事を撲滅したい一心で『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』(酒井隆史,講談社,2022年1月1日)を読了。 BSJ とは,被雇用者本人でさえ,その存在を正当化しがたいほど,完璧に無意味で,不必要で,有害でさえ…

悪魔を出し抜け!

『悪魔を出し抜け!』(ナポレオン・ヒル著,田中孝顕訳,きこ書房,2013年11月2日)を読了。 もしあなたもいまの不況に打撃を受けている一人だというのなら,ヒル博士と同じように,それを一つのきっかけとして「もう一人の自分」を見つけてはどうだろう。…

里山資本主義――日本経済は「安心の原理」で動く

『里山資本主義――日本経済は「安心の原理」で動く』(藻谷浩介,NHK 広島取材班,KADOKAWA,2013年7月10日)を読了。 今の経済は,このような暮らしぶりを奨励している。「ちまちま節約するな。どんどんエネルギーや資源を使え。それを遥かに上回る収益をあ…

EV(電気自動車)推進の罠 「脱炭素」政策の嘘

EV は本当に善なのか,『EV(電気自動車)推進の罠 「脱炭素」政策の嘘』(加藤康子 × 池田直渡 × 岡崎五朗,ワニブックス)を読んでみた。 ランキング参加中読書 逆に企業は政治家に問うべきでしょう。「日本の政治家は,なぜ日本の自動車メーカーや国民の…

マーケターのように生きろ 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動

『マーケターのように生きろ 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』(井上大輔,東洋経済新報社,2021年3月4日)を読了。 ランキング参加中読書 英語で「転職」のことを「コーリング」と言います。神様が自分を「呼んでいる」というのがその由来…

ブルー・オーシャン戦略――競争のない世界を創造する

有名な『ブルー・オーシャン戦略――競争のない世界を創造する』(W・チャン・キム/レネ・モボルニュ,ランダムハウス講談社,2005年6月22日)を読んでみた。 ランキング参加中読書 シルクの偉業について,その本質を理解するためには,「赤い海」と「青い海…

AX アックス

『AX アックス』(伊坂幸太郎,角川文庫,令和2年2月21日)を読了。 一方が,自尊心を削られても抵抗できないほど怯えているにもかかわらず,もう一方が,自分たちは安全地帯にいる,と平然としている。珍しい光景ではない。世の仕組み,社会を構築する土台…

フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

フリー<無料>は大好きだ。フリー<無料>の裏の戦略を知るため『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』(クリス・アンダーソン*1,日本放送出版協会,2009年11月25日)を読んでみた。 <無料経済> [freeconomics] を誕生させたのは,デジタル時代の…

100 % 仕事で折れない 感情マネジメント

最近,仕事で折れた人を目の当たりにしたので,『100 % 仕事で折れない 感情マネジメント』(神谷海帆,Clover 出版,2021年4月21日)を読んでみた。 やりたいと思いながら,なぜできないのでしょうか? 多くは失敗への恐れなのですが,これは正確には「失敗…

安いワイン

最近,ワインにはまっている。ワイン沼を彷徨うため『安いワイン』(井原大賀,2022年2月 電子版発行)を読了。 どのジャンルでも言えることですが,下のランクを知ることは,そのジャンルを深く知る上で欠かせません。 (中略) 「下を知る」ことはそのジャ…

「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書

『「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書』(中原淳,PHP 研究所,2020年2月20日)を読了。 マネジメントの鉄則とは「見える化できないものは,マネージできない」です。(位置 No. 714) マネージす…

お金の教養 STAGE セルフチェック 2023

『自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術』を参考にして,お金の教養について「考え方」「貯め方」「使い方」「稼ぎ方」「増やし方」「維持管理」「社会還元」の要素ごとの STAGE をセルフチェックしてみた。 考え方 STAGE 4「経験と失敗か…

やりきる力

やりきる力が不足しているように思われる部下へのアドバイスの参考になるかと思い,『やりきる力』(堀江貴文,学研プラス,2021年5月)を読了。 潔さとは,体のいい,ご都合優先のポジティブワードだ。 そんな聞こえのいい言葉の陰に隠れて,自分を取り繕っ…

プログラムマネジメント教本 DX 時代の成功の手引 ご利益に授かる上級 PM 心得八箇条

『プログラムマネジメント教本 DX 時代の成功の手引 ご利益に授かる上級 PM 心得八箇条』(アンリ近藤,ビズフォリオ行動会社,2020年12月27日)を読了。 なお,プログラムマネジメントとは「プログラム目標を達成し,ベネフィットを実現するために,相互に…

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

今更ながら,かの有名な『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』(クレイトン・M・クリステンセン他,ハーパーコリンズ・ジャパン,2017年8月1日)を読んでみた。 ランキング参加中読書 ジョブ理論が重点を置くのは,”誰が” でも ”何…

世界の DX はどこまで進んでいるか

DX に携わる者として,気になるのは「世界の DX はどこまで進んでいるか」ということ。そんなタイトルの『世界の DX はどこまで進んでいるか』(雨宮寛二,新潮社,2023年7月20日発行)を読んでみた。 ランキング参加中読書 時代は,物そのものが価値を生み…

従業員エンゲージメントを仕組み化する スキルマネジメント

社員のスキルをマネジメントする参考にしようと『従業員エンゲージメントを仕組み化する スキルマネジメント』(中塚敏明,クロスメディア・パブリッシング,2023年2月1日)を読了。 ランキング参加中読書 エイミー・C・エドモンドソン著,『恐れのない組織―…

嫌なこと、全部やめても生きられる

自分から遠い世界に生きるプロ奢ラレヤーに興味を持ち『嫌なこと、全部やめても生きられる』(プロ奢ラレヤー,扶桑社,2019年12月20日)を読了。これまで考えたことのないような価値観は,興味深かった。 1 時間のゆとりを作ってもたいていの人は何も生み出…