Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

知的生産性向上のための「イシューからはじめよ」

私にとって,知的生産性を高めるきっかけとなった『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」』(安宅 和人,英治出版,2010年12月11日)において,特に響いたところを紹介。 仕事とは何かを生み出すためにあるもので,変化を生まないとわかってい…

実践 パワーファシリテーション 楠本 和矢

2020年10月30日 『会議の生産性を高める 実践 パワーファシリテーション』(楠本 和矢,すばる舎,2019年2月21日)を読了。 パワーファシリテーターになるための 5 つのスキル(p. 40) 論理の構成をデザインできる目的達成のために会議のゴール,プロセスを…

プロジェクトを変える 12 の知恵 影山 明

2020年10月29日 『プロジェクトを変える 12 の知恵――ケンブリッジ式ファシリテーション――』(影山 明,日経 BP 社,2011年11月15日)を読了。 プロジェクト・ゴールとは,そのプロジェクトで達成したいことを簡潔に表現したものです。プロジェクト・ゴールが…

ザ・プラットフォーム―― IT 企業はなぜ世界を変えるのか?

2020年10月28日 『ザ・プラットフォーム―― IT 企業はなぜ世界を変えるのか?』(尾原 和啓,2015年6月10日)を読了。 本書で位置づけるプラットフォームとは,個人や企業などのプレイヤーが参加することではじめて価値を持ち,また参加者が増えれば増えるほ…

マンガでわかる ファシる技術

2020年10月27日 『マンガでわかる ファシる技術』(船川 淳志 原案・監修,双葉社,2020年9月20日)を読了。 ジョハリの窓とは主に自己分析ツールとして開発された心理学モデル。「自分が知っている/知らない」,「他人が知っている/知らない」で区分けさ…

IT ビジネスの原理 尾原 和啓

2020年10月26日 『IT ビジネスの原理』(尾原 和啓,NHK 出版,2014年1月31日)を読了。 売ろうとする商品 その商品の価値が最も低い場所(仕入れ地) 商品の価値が最も高い場所(消費地) の三つを結びつけるマッチングが,ビジネスのキーになるのです。(…

世界で一番やさしい会議の教科書 実践編 榊巻 亮

2020年10月25日 『世界で一番やさしい会議の教科書 実践編』(榊巻 亮,日経 BP 社,2018年4月23日)を読了。 やがてファシリテーションは,ビジネスの世界で応用されるようになる。ビジネスミーティングでの相性が極めて良かったからだ。特に多様な人種や価…

ドナルド・トランプ 劇画化するアメリカと世界の悪夢 佐藤 伸行

2020年10月24日 『ドナルド・トランプ 劇画化するアメリカと世界の悪夢』(佐藤 伸行,文藝春秋,2016年8月20日)を読了。 当時のアメリカは,「ベルリンの壁」崩壊によって世界一極支配に乗り出し,ブッシュ大統領(父)は「世界新秩序」を高らかに宣言して…

シン・ニホン 安宅 和人

この国は,もう一度立ち上がれる。 上記の帯に惹かれて,『シン・ニホン AI × データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅 和人,PUBLISHING,2020年2月20日)を読了。 「データはある」と言う会社は多いが,それをすべてリアルタイムでキカイが読み込…

ぜんぶ,すてれば 中野 善壽

2020年10月22日 『ぜんぶ,すてれば』(中野 善壽,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2020年4月20日)を読了。 「明日がある」という希望は持つべきだけれど,本当に明日が来ると信じてはいけない。 僕は 75 年以上を生きてきたから,「明日が来ること」が…

A4 用紙一枚に書き込むだけで,人生も仕事も全てが思い通りになるタイムマネジメントノート 平土井 俊

2020年10月21日 『A4 用紙一枚に書き込むだけで,人生も仕事も全てが思い通りになるタイムマネジメントノート』(平土井 俊,2018年11月) 自分が何にどれだけ時間を使っているのかを把握し,1 日 24 時間の中で自分のために使える時間を見つけていくという…

世界で一番やさしい会議の教科書 榊巻 亮

2020年10月20日 『世界で一番やさしい会議の教科書』(榊巻 亮,日経BP社)を読了。 目指すべき状態を共有しておくことが大事なんだ。たったそれだけで,全員が勝手にその目標に向かってくれるようになる(位置 No. 613) ゴールを共有する。 課題解決の 5 …

仮想シフト 尾原 和啓・山口 周

2020年10月19日 『仮想シフト』(尾原 和啓・山口 周,エムディエヌコーポレーション,2020年8月11日)を読了。 ホワイトカラーの仕事というのは情報の製造業ですよね。脳みそという工場から,さまざまなアイデアであったり理論であったりというのを製造する…

API エコノミー 佐々木 隆仁

2020年10月18日 『API エコノミー 勝ち組企業が取り組む API ファースト』(佐々木 隆仁,日経 BP 社,2018年2月13日)を読了。 数年先を見据えている人たちは,Slack にそれだけの価値や意味を見出しているということである。これらの人たちは「すべてのビ…

Learn or Die 死ぬ気で学べ

2020年10月17日 『Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦』(西川 徹・岡野原 大輔,KADOKAWA,2020年3月18日)を読了。 コンピュータは,同時多発的に発生する複雑な状況を捉えて瞬時に分析することができる。人ほど深い分析はできな…

システム思考がモノ・コトづくりを変える 稗方 和夫・高橋 裕

2020年10月16日 『システム思考がモノ・コトづくりを変える デジタルトランスフォーメーションを成功に導く思考法』(稗方 和夫,高橋 裕,日経 BP,2019年10月7日)を読了。 あらゆるシステムがネットワークに接続することで複雑化した社会では,大量の機器…

THE TEAM 5 つの法則 麻野 耕司

2020年10月15日 『THE TEAM 5 つの法則』(麻野 耕司,幻冬舎)を読了。 私たち人類,ホモ・サピエンスが絶滅せずに繁栄を遂げることができたのは,集団,つまりは「チーム」があったからです。 「チーム」を活用し,パフォーマンスを最大化させることは,人…

見通し不安なプロジェクトの切り拓き方 前田 考歩・後藤 洋平

『見通し不安なプロジェクトの切り拓き方』(前田 考歩・後藤 洋平,宣伝会議,2020年3月26日)を読了。 仕事を前に進めるために,初期条件に縛られずに,勝利条件を柔軟に更新する。目標と所与の条件を俯瞰的にとらえて,個々の要素の関係性をつなぎあわせ…

資本主義の預言者たち 中野 剛志

2020年10月13日作成 『資本主義の預言者たち ニュー・ノーマルの時代へ』(中野 剛志,角川新書,2015年2月10日発行)を読了。 新自由主義とは,「自由市場には,価格を通じて資源を最も効率的に配分し,経済厚生を増大する原理がある」という信念の下,政府…

DX の真髄に迫る ベイカレント・コンサルティング

2020年10月12日作成 『デジタル変革を前進させるベイカレント流 7 つのポイント DX の真髄に迫る』(ベイカレント・コンサルティング監修)を読了。 データとビジネス課題をつなぐユースケースリーダーを現場側から育てる(p. 11) データサイエンティストの…

デジタル時代の基礎知識『リサーチ』石渡 佑矢

2020年10月11日作成 『デジタル時代の基礎知識『リサーチ』多彩なデータから顧客の「すべて」を知る新しいルール(MarkeZine BOOKS)』(石渡 佑矢,翔泳社,2017年12月11日)を読了。 リサーチを事業に活用している企業と活用していない企業では,情報の格…

トヨタ生産方式―脱規模の経営を目指して― 大野 耐一

2020年10月10日作成 『トヨタ生産方式――脱規模の経営を目指して――』(大野 耐一*1,ダイヤモンド社,1978年5月25日)を読了。 そこでトヨタ生産方式を適用する前提として,ムダの徹底的な摘出が行われる。(p. 38) つくりすぎのムダ 手待ちのムダ 運搬のム…

図解これだけは知っておきたい AI(人工知能)ビジネス入門 三津村 直貴

2020年10月9日作成 『図解これだけは知っておきたい AI(人工知能)ビジネス入門』(三津村 直貴,成美堂出版,2017年9月20日発行)を読了。 モラベック*1のパラドクス 「人間には簡単なことが,機械にとっては非常に難しい」(p. 54) 機械にとっては難しい…

トヨタの自工程完結 佐々木 眞一

2020年10月8日作成 『現場からオフィスまで,全社で展開する トヨタの自工程完結 リーダーになる人の仕事の進め方』(佐々木 眞一,ダイヤモンド社,2015年11月12日)を読了。 これも海外に出て感じたことですが,日本では,とにかく情報の共有化ができてい…

ビッグ・クエスチョン<人類の難問>に答えよう スティーブン・ホーキング

2020年10月7日作成 『ビッグ・クエスチョン<人類の難問>に答えよう』(スティーブン・ホーキング,NHK 出版,2019年3月31日)を読了。 勇気を持とう。知りたがりになろう。確固たる意思を持とう。そして困難を乗り越えてほしい。それは,できることなのだ…

NEWTYPE ニュータイプの時代 山口 周

2020年10月6日作成,2021年1月4日更新 『NEWTYPE ニュータイプの時代』(山口 周,ダイヤモンド社)を読了。 このような世界にあって,目的や意味を明確にすることなく,ただひたすらに生産性を求めて量的成果を追求するオールドタイプは,さらなる「クソ仕…

経営が元気になる「システム開発」の極意 植村 隆文

2020年10月5日 『経営が元気になる「システム開発」の極意』(植村 隆文,2013年4月12日)を読了。 「要するに,システム開発っていうのは,社長から現場までちゃんとコミュニケーションをとって,意思統一した上で,寄り道せずに,目的地までの最短距離をチ…

データ分析できない社員はいらない 平井 明夫・石飛 朋哉

2020年10月4日作成 『データ分析できない社員はいらない』(平井 明夫・石飛 朋哉,クロスメディア・パブリッシング,2012年2月1日)を読了。 ビジネス・インテリジェンス*1 「専門家に頼ることなく,社内の誰もが会社内に蓄積されたデータを使用し,さまざ…

世界のエリートはなぜ,この基本を大事にするのか? 戸塚 隆将

2020年10月3日作成 『世界のエリートはなぜ,この基本を大事にするのか?』(戸塚 隆将,朝日新聞出版,2013年8月30日発行)を読了。 ゴールドマン,マッキンゼー,ハーバードに共通する「基本」とは,大きく分けて4つのポイントに整理できます。(p. 6) 人と…

「学歴エリート」は暴走する  安冨 歩

2020年10月2日作成 『「学歴エリート」は暴走する』(安冨 歩,講談社+α新書,2013年6月20日発行)を読了。 「東大話法」とは,かいつまんで言いますと,わざと物事をややこしく,論点を難しくして問題をうやむやにし,状況を自分に有利なほうに誘導しつつ…