最近,ワインにはまっている。ワイン沼を彷徨うため『安いワイン』(井原大賀,2022年2月 電子版発行)を読了。
どのジャンルでも言えることですが,下のランクを知ることは,そのジャンルを深く知る上で欠かせません。
(中略)
「下を知る」ことはそのジャンルの基礎や本質を知ることに不可欠ですし,「上のランク」を知った時の感動を得る上でも欠かせません。(位置 No. 8)
安いワインを飲むことは,高いワインを飲むときのための布石。
安いワインを取り扱う上で,無視できないのが老舗ワインブログ「安ワイン道場」。2022年5月で25周年を迎えるという驚異的な継続年数と,掲載ワイン本数は 8 千本に近づいているから驚き。(位置 No. 88)
継続は力なり,という言葉がふさわしいサイト。日々,ワインと向き合い,発信する姿勢は尊敬に値する。
ワインを選ぶ上で,実は一番重要なのは,輸入の決裁権を持っているワインインポーターだったりします。いくらで仕入れて,いくらで輸送して,いくらで卸し,小売価格をどう設定するかまでのデザイン設計もされています。会社によっては「現地で売られている価格と同じ値段で日本で売られている」企業努力をされているので脱帽です。日本ほど世界中のワインを飲める国もないと言われています。
すなわち,人気のある優良インポーターさえ抑えておけば,ワイン選びで大きく外すことはありません。(位置 No. 165)
ワインを輸入している会社のことも調べてみる。優良なワインインポーターを見つければ,いいワインに出会える確率が上がる。
そんないい事尽くめのコンビニワインですが,選ぶためのヒントをお伝えします。
種類が多くて何を買えばよいか迷う人は,上段のワインを選ぶべきです。上の棚ほど自信を持って売られています。回転率も良いです。下の段は飾りです。本屋の売上は少数のベストセラーと雑誌が 8 割なのに,売り場の 8 割はその本が陳列されている理論と同じです。(位置 No. 226)
コンビニワインも楽しんでみよう。
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