以前にも読んだことがあると思うけど記録に残っていない。最近,改めて『さおだけ屋はなぜつぶれないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』(山田真哉,光文社,2005年2月20日)を読んでみた。
つまり,現金というものさしだけでは企業は計れないのである。一方,利益は現金の動きだけではなく,掛や手形,工場などの設備の動きも踏まえて計算される会計上の儲けの指標なので,企業を見るうえでは重視されるのだ。(位置 No. 247)
個人であっても,現金だけでは計れない。
費用の削減はパーセンテージで考えるべきものではなく,絶対額で考えるべきものなのだ。(位置 No. 393)
費用の削減は絶対額で考えるように心がける。費用の削減がパーセンテージで示されていたら,絶対額に換算する。
「普段はケチケチしてもいいけど,たまにはパッとしたい」という人もいるが,これはかなり危険な思想である。(位置 No. 400)
たまにはパッとしたいときも,限度を考えておく。
私の予測自体はまったく外れているのだが,根拠がたいしてなくても,とにかく数字を使って話をすれば主張を受け入れてもらいやすくなる。
何事にも「数字を使って話をする」という訓練をしてみると,プレゼンテーションや会議での説得力も増すので,ぜひ応用していただきたい。(位置 No. 1137)
仕事やプライベートでも,数字を使って考えるようにする。
100 人と薄っぺらい関係を築くのではなく,100 人の人脈を持つひとりの人物と深くしっかりとした関係を築くべきなのだ。そうすれば,その背後に存在する 100 人の人たちも,自分の人脈として生かすことができるようになるはずである。(位置 No. 1314)
薄っぺらい関係は築かない。