Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

嫌なこと、全部やめても生きられる

自分から遠い世界に生きるプロ奢ラレヤーに興味を持ち『嫌なこと、全部やめても生きられる』(プロ奢ラレヤー,扶桑社,2019年12月20日)を読了。これまで考えたことのないような価値観は,興味深かった。

  • 1 時間のゆとりを作ってもたいていの人は何も生み出せない
  • 資本家以外は「時間」よりも「お金」を大事にしたほうがいい
  • 何も生み出さない時間を大事にすることも幸せな生き方(位置 No. 251)

ゆとりの時間を作っても,何も生み出せないことが多い。何も生み出さなくても,幸せに生きることはできる。

つまり,「お得かお得じゃないか」なんて考えてる時点で,そもそもそんなに好きでもないし,必要なものでもないわけです。(位置 No. 262)

「お得かお得じゃないか」と考えた時点で,そもそもそんなに好きではない。衝動がなければ,何もしなくてもいいか。

僕が思う「楽しいお金の使い方」は,生活コストをできるだけ下げた上で,余ったお金は無駄なものに使う方法です。というのは,無駄なものにお金を使う人が少なくなっているからこそ「無駄遣いをしている人は端から見ても面白いから」です。(位置 No. 375)

面白いことに無駄遣いをしよう。

僕の言う「経済的自立」というのは,飯と宿の依存先を複数確保し,食うに困らない状態をつくること。(位置 No. 617)

自分だけの力で立つのではなく,依存先の力を借りて立つ。

多くの人が悩みを抱えるとき,その原因になるのは「どうにもならないことをどうにかしようとする」態度です。最近は「あきらめが悪い」人を無条件に讃える文化が散見されますが,個人の幸福度から見ればあきらめはいいほうが良いはずです。どうにもならないことは,どうにもならないのだから。「あきらめよう」と考える人のほうが,ずっと「どうにもならないこと」をどうにかできますし,トータルでみれば前進できます。(位置 No. 927)

「どうにもならないこと」は,どうにかしようとせず,あきらめてしまう。

基本的に他人に厳しいのは,我慢ばかりしている人です。我慢するのをやめれば,自然と他人にも優しくなれるし,他人に優しい人は我慢する必要がありません。他人に厳しくした数だけ,我慢しないといけないことがそっくりそのまま自分に反射して戻ってくる。他人に厳しいことばかり言う人は,他人を殴っているようで,未来の自分を殴っているのです。(位置 No. 1657)

私が他人に厳しいのは,我慢ばかりしているからか。我慢することをやめて,他人に優しくなろう。