Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

2022-01-01から1年間の記事一覧

令和4年度 春期 ITストラテジスト試験の結果

2022年6月24日,令和4年度 春期 ITストラテジスト試験(試験区分 ST : Information Technology Strategist Examination)の合格発表が行われた。 以下のとおり,合格しました。 午前Ⅰ:免除 午後Ⅱ:80.00 点 午後Ⅰ:73 点 午後Ⅱ評価ランク:A(合格水準に…

武器としての図で考える習慣 「抽象化思考」のレッスン

『武器としての図で考える習慣 「抽象化思考」のレッスン』(平井 孝志,東洋経済新報社,2020年7月30日)を読了。 本来,図を描く作業は,手で考える作業であり,自分自身との対話です。そして,考えを深め,整理するプロセスです。目の前の紙から意識がそ…

はじめてのデータベース設計3 データベース設計準備編

『はじめてのデータベース設計3 データベース設計準備編』(松田達也)を読了。 データベースとは,複数の主体で共有,利用したり,用途に応じて加工や再利用がしやすいように,一定の形式で作成,管理されたデータの集合のことです。(位置 No, 80) デー…

技術の泉シリーズ マスタリング DX

『技術の泉シリーズ マスタリング DX』(DXLabo 監修,田中 ライカ,秋山 和隆,荒川 裕紀 著,インプレス R&D,2021年5月28日)を読了。 筆者の DX 推進チームのビジョンは「Work Less, Get More Done(少なく働き,より多くのことを成し遂げよう)」,ミッ…

入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳

『入社1年目から差がつく ロジカル・シンキング練習帳』(グロービス 著,東洋経済新報社,2020年7月9日)を読了。 コンピュータに指示するためには,アルゴリズム=「得たい結果に対して,どういう処理を踏めばよいかを手順化したもの」が必要になります。…

DX CX SX

『DX CX SX』(八子知礼,クロスメディア・パブリッシング,2022年3月1日)を読了。 AI・IoT の社会実装が進むことによって,サイバー空間とフィジカル空間が一体化するサイバー・フィジカル・システム(CPS)が実現し,データを最大限活用したデータ主導型…

キャズム Ver. 2 [増補改訂版]

『キャズム Ver. 2 [増補改訂版]新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』(ジェフリー・ムーア,翔泳社,2014年10月3日)を読了。 本当に革新的なハイテク製品というものは,例外なく「一時的な流行」から始まる。その製品には既存の市場価値も…

UIデザインの教科書[新版]マルチデバイス時代のインターフェース設計

『UIデザインの教科書[新版]マルチデバイス時代のインターフェース設計』(原田 秀司,翔泳社,2019年1月21日)を読了。 一貫性のメリット(p. 76) デザインの意味や操作をユーザーが予測できるようになる 機能の追加や改善が簡単になる 信頼性が生まれ…

経営戦略全史 50 Giants of Strategy

『経営戦略全史 50 Giants of Strategy』(三谷 宏治,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2013年4月15日)を読了。 ヒトは経済的対価より,社会的欲求の充足を重視する ヒトの行動は合理的でなく感情に大きく左右される ヒトは公式な組織よりも非公式な組織…

コンサルティングとは何か

『コンサルティングとは何か』(堀 紘一,PHP 研究所,2011年6月27日)を読了。 現実社会で真に重要なのは,問題を解くことではなくて,何が問題なのか探り当てることである。(位置 No. 40) 解くべき問題はいっぱいあるように見えるが,真に解くべき問題を…

水力発電が日本を救う

『水力発電が日本を救う 今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる』(竹松 公太郎,東洋経済新報社,2016年9月1日)を読了。 日本の川は急流だし,海までの距離が短い。水源地のダムから予備放流された水は,ほとんどの場合,その日のうちに海に達する。(…

達人に学ぶDB設計徹底指南書

『達人に学ぶDB設計徹底指南書』(ミック*1,翔泳社,2012年3月15日)を読了。 近年のソフトウェア開発では,データ中心アプローチ(Data Oriented Approchi : DOA)という考え方が主流です。これは,文字通りシステムを作る際に,プログラムよりも前にデー…

マンガで身につくフレームワークの使い方がわかる本 生産性が劇的に高まる最強の仕事術

『マンガで身につくフレームワークの使い方がわかる本 生産性が劇的に高まる最強の仕事術』(永田 豊志,SB クリエイティブ,2017年3月24日)を読了。 私が考える仕事の生産性を高めるポイントは,次の三つです。(位置 No. 104) フレームワークを使いこな…

DIGITAL TRANSFORMATION JOURNEY

『DIGITAL TRANSFORMATION JOURNEY デジタルトランスフォーメーションジャーニー 組織のデジタル化から,分断を乗り越えて組織変革にたどりつくまで』(市谷 聡啓,翔泳社,2022年2月21日 初版 第1刷)を読了。 組織が環境や社会に適応するためには,これま…

クラウドでデータ活用!データ基盤の設計パターン

『クラウドでデータ活用!データ基盤の設計パターン』(川上 明久,小泉 篤史,大嶋 和幸,石川 大希,堀 義洋,角林 則和,日経クロステック,2020年7月28日)を読了。 カナダのトルドー首相の名言に次の言葉があります。 「今ほど変化のペースが速い時代は…

amazon のすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法

『amazon のすごい会議 ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』(佐藤 将之,東洋経済新報社,2020年10月1日)を読了。 アマゾンで開かれる会議には,次の 4 つの種類があります。(位置 No. 79) 決裁を仰いだり,物事を決めて合意を形成したりする「…

マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX

『マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX』(黒川 通彦,平山 智晴,松本 拓也,片山 博順,日経BP,2021年8月10日)を読了。 「マッキンゼーが考える DX(デジタル・トランスフォーメーション)の本質は,企業文化変革である」 企業文化変革とは,…

目指せ!応用情報技術者のクリック数,表示回数の推移

2021年7月3日に開設した「目指せ!応用情報技術者」のクリック数,表示回数の推移等を Google Console のデータ(2022年4月24日取得)を用いて,分析した。 それにより,「目指せ!応用情報技術者」は,本当にユーザにとって役立つ情報なのか,自問する。 ク…

「後回し」にしない技術

『「後回し」にしない技術』(イ・ミンギュ,文響社)を読了。 平凡な人と成功した人の違いは,知識ではなく実践であり,成功した企業とそうでない企業の違いは,戦略ではなく実行力にある。個人であれ組織であれ,実行力こそが真の競争力なのだ。(位置 No.…

社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ

『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』(河野英太郎,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2021年12月25日)を読了。 実際には謎の「定期異動」という習慣がいまだに残っている組織は,令和の時代にも存在しています。(位置 No. 525) 弊社にも「定期…

「ゴール仮説」から始める問題解決アプローチ

『「ゴール仮説」から始める問題解決アプローチ』(佐渡 誠,すばる舎,2018年10月23日)を読了。 限られたリソース(人や時間,もの,金,情報など)の中で,いかに生産性の高い働きを実現していくか。 過去に出会ったことのない問題や難題の解決が求められ…

外資系コンサルのリサーチ技法 事象を観察し本質を見抜くスキル

『外資系コンサルのリサーチ技法 事象を観察し本質を見抜くスキル』(アクセンチュア 製造・流通本部 一般消費財業界グループ,東洋経済新報社,2015年10月15日)を読了。 テクノロジーの非連続な進化により,あらゆるビジネスがデジタルな世界で行われる時…

天才 IT 大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の 4 ステップと 15 キーワード

『天才 IT 大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の 4 ステップと 15 キーワード』(オードリー・タン,文響社,2021年12月9日)を読了。 オードリーにとっての合理的な理解法や分析方法とは,彼女が早くからかかわっていたオープンソースの世界と同…

リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』(エリック・リース,日経 BP 社,2012年6月1日)を読了。 リーン・スタートアップでは検証による学び(validated learning)を単位として進歩を計測する。科学的な学びを基準…

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(西岡 壱誠,東洋経済新報社,2018年6月14日)を読了。 東大生がみんなやっている読書術 東大生並みの読解力が身につく読書週間 東大生になれる読書テクニック 目標を高く持つというのはどんなことに…

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』(西岡壱誠,東洋経済新報社,2020年8月13日)を読了。 記憶力がいい人は,このように覚えるべき事項を身の回りのことと関連づけたり,その事項が誕生した理由を探ったりすることで,「丸暗記」を…

データサイエンティスト入門

『データサイエンティスト入門』(野村総合研究所データサイエンスラボ,日経 BP,2021年12月15日)を読了。 企業としては,研修制度や育成プログラムを整備するとともに,各企業が求めているデータサイエンティスト像を明確にし,周知することが必要になり…

AIに負けない子どもを育てる

『AIに負けない子どもを育てる』(新井紀子,東洋経済新報社,2019年9月19日)を読了。 加えて企業の中間管理職の方たち。「上からは生産性を上げろと言われるが,現場はメールや仕様書の誤読による予期しないトラブル続きで働き方改革どころじゃない。す…

球界消滅 本城 雅人

『球界消滅』(本城 雅人,文藝春秋,2015年2月20日)を読了。 政界や経済界の重鎮たちと親交があり,フィクサーとも呼ばれる京極は,頭脳明晰で,七十を超えてもまったく衰えを感じさせないパワフルな男である。人の話を聞くぐらいなら,自分の理論をぶちま…

Digital-Oriented 革命

『Digital-Oriented 革命 DX が進化した究極の姿を描く』(安部 慶喜,柳 剛洋,金弘 潤一郎,日経 BP マーケティング,2022年1月17日)を読了。 「時間・距離感覚」の変化時間や場所にとらわれない生活・働き方へ 「所有から利用」への加速技術・ノウハウ・…