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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』(西岡壱誠,東洋経済新報社,2020年8月13日)を読了。

記憶力がいい人は,このように覚えるべき事項を身の回りのことと関連づけたり,その事項が誕生した理由を探ったりすることで,「丸暗記」をせずに覚えることができるわけです。(位置 No. 488)

覚えるべき事項については,意識的に関連付けを行う。

「当たり前」ではすまさずに,「どうしてこうなったのか?」をしっかりと考え抜く人間こそ,多くの知識を得ることができる。(位置 No. 612)

「なぜ」「どうして」と問い続けることが,知識を得るためには必要。

要約とは,説明が長い物事や文章の「大事なところ」のみを残して他を削ぎ落とし,短い言葉で説明することです。この能力のことを「要約力」と呼ぶわけですが,実はこれも記憶力と同様に「日常の解像度」を高めることで鍛えられるのです。(位置 No. 900)

要約ができる人は,高い解像度を持っているということ。

解像度が高い人に思われたいわけではないが,私が作成する資料には,要約をつけることが多い。

頭のいい人は,日常生活のレベルから,目的の解像度が非常に高いです。「数学の成績を上げたい!」ではなく「次の数学の試験で偏差値を 5,点数で言えば 15 点,微分積分の分野で成績を上げたい」。「料理がうまくなりたい!」ではなく「1 週間後に友達に料理を振る舞う会までに,5 種類以上の料理を普通の水準でつくれるようにしたい」。

このように,具体的で次の行動に落とし込みやすい目的を設定するのです。(位置 No. 1439)

頭がいい人には,WBS が自然と身についている。

「目的」が先で,「手段」は後。目的をしっかりさせれば,手段も自ずとついてくる。(位置 No. 1490)

「目的」をはっきりさせる。そして,「目的」を達成するための手段を選ぶ。

東大生って議論がめちゃくちゃ大好き

(中略)

議論したほうが,よりよいアイデア,より深い考えが得られると知っている(位置 No. 2060)

一人で考えるよりも,他の人からコメントをもらうことで,アイデアが磨かれるし,考えも深まる。

このブログにもコメント頂き,アイデアを磨き,考えを深めたいのだが・・・。

マクロとミクロを行き来する努力をする人こそが,頭がいい人になれます。逆に言えば,頭がいい人とそうでない人との違いは,その程度のことでしかない(位置 No. 2341)

マクロとミクロを行き来することで,理解を深めていく。