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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

はじめてのデータベース設計3 データベース設計準備編

『はじめてのデータベース設計3 データベース設計準備編』(松田達也)を読了。

データベースとは,複数の主体で共有,利用したり,用途に応じて加工や再利用がしやすいように,一定の形式で作成,管理されたデータの集合のことです。(位置 No, 80)

データベースを使いこなせるか否かで,仕事の進め方が変わってくる。

外部スキーマ

概念スキーマで定義された論理データから必要なデータを取り出したもの。(ビューなどに相当)

概念スキーマ

DB 上の論理データ。DB に保持するデータの要素およびデータ同士の関係を定義する。(テーブルに相当)

内部スキーマ

概念スキーマで定義された論理データを具体的にどのように DBMS 内部に格納するかを定義する。

データベース定義では,データベースの構造やデータの格納形式を定義する。そのため,外部スキーマ,概念スキーマ,内部スキーマの 3 層スキーマを使う。

いくらプログラミング経験が豊富なプログラマでも,まずは仕様理解からはじまり,その特性を知った上でしか作業に移れません。(優秀と言われるプログラマは後戻りを嫌うためこの傾向が顕著です。)

仕様理解を円滑にするため,仕様のわかりやすいドキュメント化は不可欠。

データベースを利用するメリット(位置 No. 728)

  • データを効率よく管理できる。
  • 複数のアプリケーションやユーザーが同時にデータにアクセスしても不整合が起きないようにできる。
  • データ消失を防ぐための便利なバックアップ機能が活用できる。

データベースを利用するメリットを知り,データベースを積極的に活用する。

エンジニアの世界においても,先人のエンジニアが我々後世に残した格言があります。

今回はそのひとつを紹介します。

「推測するな,計測せよ」(位置 No. 903)

推測する前に,計測することを考える。

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