Masassiah Blog

Masassiah のブログです。主に読書で得た気づきをまとめています。

DX CX SX

『DX CX SX』(八子知礼,クロスメディア・パブリッシング,2022年3月1日)を読了。

AI・IoT の社会実装が進むことによって,サイバー空間とフィジカル空間が一体化するサイバー・フィジカル・システム(CPS)が実現し,データを最大限活用したデータ主導型の「超スマート社会」に移行していくこととなる。そこでは,デジタル時代の新たな資源である大量のデータから新たな価値創造が行われ,暗黙知形式知化,過去解析から将来予測への移行,部分最適から全体最適への転換が可能となる。これにより,必要なモノ・サービスを必要な人に,必要な時に,必要なだけ提供することにより,様々な社会課題解決と経済成長を両立する「SOCIETY 5.0」が実現する。(位置 No. 130)

フィジカル空間からデータをとり,サイバー空間で価値を創造し,フィードバックする。

DX の本質は,企業がビジネスを様々な外圧や変化に耐えられるように柔軟に変化できる姿に「トランスフォーム」(変革,変容)することであり,「デジタル」は,その手段に過ぎません。端的に言うと,デジタル技術を活用してビジネスモデルや商材,業務プロセス,企業カルチャー,そして企業のあり方そのものを変えることが DX というわけです。(位置 No. 233)

DX は手段ではない。デジタルが手段であり,トランスフォーメーションすることが本質である。

社会のデジタル化がすさまじい勢いで進行しているのにもかかわらず,「うちの会社は,みなデジタルが苦手で」などと言っている時点で,生き残ることを放棄したのと同義なのです。そのままでいる限り,組織の能力は硬直化していく一方です。(位置 No. 427)

生き残るためには,デジタル化は避けられない。

現在と同じ生産性を維持する,あるいは同じスピードや規模での成長を目指すのであれば,人手が足りない部分はデジタル技術で生産性と効率性を高め,少なくとも 20 % の生産性向上を今から 20 年間で実現する必要があります。(位置 No. 681)

労働人口の減少などを踏まえると,生産性向上の数値目標が見えてくる。

「魔のデッドロック」の具体的な課題(位置 No. 1006)

  1. デジタル施策を阻む「フィジカルの壁」
  2. フィジカル施策を阻む「ヒューマンの壁」*1
  3. ヒューマン施策を阻む「デジタルの壁」

魔のデッドロックに陥らないよう,バランスよく手を打つ。

情報を発信する人のところには,必ず「フィードバック」があるということです。そのような人,あるいは企業は情報のハブとなり,情報収集のフィールドが格段に広がります。また,他のハブとなる人々や組織とのつながりが構築されるので,フィールドはさらに広がります。(位置 No. 2431)

情報を発信するからこそ,フィードバックがある。

情報発信も大事な仕事だと認識し,適時,情報を発信していく。

私の願いはただ一つです。

それは,「日本が高度成長期以降に失ってしまった変革マインドとスピードを取り戻し,少ない労働人口であっても高い生産性をたたき出すことができる次の時代の産業の姿を実現すること」です。(位置 No. 2761)

私が勤めている会社でも,変革マインドとスピードを取り戻し・・・,というのは通ずるものがある。

DX CX SX

*1:これを打破するためには日頃から,新たな仕事や環境の変化に柔軟に対応できるようなマインドセットを育み,俗人化をなくすための組織の仕組みやオペレーションの体系を構築しておく必要があります。