Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

読書

世界史の構造的理解 現在の「見えない皇帝」と日本の武器

たまには世界史を勉強してみようと『世界史の構造的理解 現在の「見えない皇帝」と日本の武器』(長沼伸一郎,PHP 研究所,2022年8月29日)を読んでみた。 コロナなどの衝撃は,今まで潜在的に社会の底にくすぶっていた問題を一挙に表面化させる力をもってお…

独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門

独裁力を身につけるため,『独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門』(木谷哲夫,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2014年4月20日)を読んでみた。 リーダー力 = コンセプト力(構想力) + 独裁力(組織を動かす力)(位置 No. 71) 構想だけでは足り…

面白くて眠れなくなる社会学

『面白くて眠れなくなる社会学』(橋爪大三郎,PHP 研究所,2015年2月6日)を読了。 戦争とは,《暴力を用いて,自分の意思を相手に押しつけること》,をいいます。(これは,クラウゼヴィッツ『戦争論』の,有名な定義です。)(位置 No. 219) 自分の意志…

文章力を鍛える Web ライディングのネタ出しノート 日々の更新に使えるネタの考え方と書き方

社内で行っているポータルサイトに記載する記事のネタを考えるため,「文章力を鍛える Web ライディングのネタ出しノート 日々の更新に使えるネタの考え方と書き方」(敷田 憲司,翔泳社,2016年6月6日)を読んでみた。 コンテンツマーケティングの目的「集…

スティーブ・ジョブズの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実

「スティーブ・ジョブズの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実」(ジョージ・ビーム,文響社,2022年10月14日)を読了。 (ジョブズが何としてもアップルに引き抜きたかった,元ペプシコ幹部のジョン・スカリーに対して)このまま一生,砂糖水を売って…

死ぬほど読めて忘れない 高速読書

本を読むスピードを上げたいと考え,「死ぬほど読めて忘れない 高速読書」(上岡正明,アスコム,2019年9月2日)を読んでみた。 私は高速読書で得た知識を,具体的なアウトプットに変換することでビジネススキルを伸ばし,知識ゼロだった投資の世界でも,本…

ルポ 誰が国語力を殺すのか

「ルポ 誰が国語力を殺すのか」(石井光太,文藝春秋,2022年7月20日)を読了。 今の子は知識の暗記や正論を述べることだけにとらわれて,そこから自分の言葉で考える,想像する,表現するといったことが苦手なので,国語に限らず,他の教科から日常生活まで…

だから僕たちは,組織を変えていける

私は色々な組織に属している。その中には変えなければならないと強く思える組織もある。だから私は「だから僕たちは,組織を変えていける」(斉藤 徹,インプレス,2022年1月1日)を手に取った。 規模の経済を謳歌していた大企業は,組織や事業が複雑化して…

未来年表 人口減少危機論のウソ

河合雅司『未来の年表』の反対側の意見を知るため『未来年表 人口減少危機論のウソ』(高橋洋一,扶桑社,2018年11月1日)を読んでみた。 king-masashi.hatenablog.com king-masashi.hatenablog.com 実はこの「人口減少危機論 = 人口増加幸福論」を支持する”…

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

すぐやらない人へのアドバイスの参考にするため『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』(茂木健一郎,学研パブリッシング,2015年5月7日)を読了。 そもそも,やる気というのは自分の脳の中に「チャレンジ精神」「フロンティア精神」があること…

何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 世界中の研究から導き出した学びの結論 46

『何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 世界中の研究から導き出した学びの結論 46』(望月 俊孝,すばる舎,2023年3月19日)を読了。 【Step1】仮説を立てる,正解を予測する 【Step2】実際の結果と照らし合わせ,間違い・ズレを特定する 【Step3】その間違…

プロジェクト X 挑戦者たち 希望の絆をつなげ 100 万ボルト送電線 決死の空中戦に挑む

『プロジェクト X 挑戦者たち 希望の絆をつなげ 100 万ボルト送電線 決死の空中戦に挑む』(NHK プロジェクト X 制作班 編,日本放送出版協会,2005年4月12日)を読了。 1 日 365 日の間に 1 軒当たりで電気が停まる平均時間は,アメリカが 1 時間 22 分,イ…

プロジェクト X 挑戦者たち 曙光 激闘の果てに 黒四ダム 1 千万人の激闘

『プロジェクト X 挑戦者たち 曙光 激闘の果てに 黒四ダム 1 千万人の激闘』(NHK プロジェクト X 制作班 編,日本放送協会,2005年12月25日)を読了。 「黒部」という名の由来には諸説あるが,アイヌ語で「魔の川」を表す「クルベツ」が語源になっていると…

プロジェクト X 挑戦者たち 勝者たちの羅針盤 家電革命 トロンの衝撃

『プロジェクト X 挑戦者たち 勝者たちの羅針盤 家電革命 トロンの衝撃』(NHK プロジェクト X 制作班 編,日本放送協会,2004年11月4日)を読了 ある日,坂村は i モードを持つ友人に言われた。 「これもトロンなんだね。知らなかったよ」 坂村は答えた。 …

ビル・ゲイツの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実

『ビル・ゲイツの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(リサ・ロガク,文響社,2023年3月14日)を読了。 私は楽観主義者だ。いま,私たちは素晴らしい時代を生きていると思っている。以前は不可能だったことを可能にする機会が,これほどまでに多く存…

ジェフ・ベゾスの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実

『ジェフ・ベゾスの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(ヘレナ・ハント,文響社,2022年10月14日)を読了。 年間 2300 パーセントで成長しているものがあれば,即座に行動すべきである。危機感はあなたの最大の財産となる。(p. 26) ――企業に関す…

人類と気候の 10 万年史 過去に何が起きたのか,これから何が起こるのか

地球温暖化の問題について知識を深めるため,『人類と気候の 10 万年史 過去に何が起きたのか,これから何が起こるのか』(中川 毅,講談社,2017年3月1日)を読了。 現代が大きな傾向の中ではむしろ寒冷な時代であることも見て取れる。現在は氷期が終わった…

一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる 100 年カレンダー

『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる 100 年カレンダー』(大住 力,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2021年6月25日)を読了。 Story behind the Story. これは,ウォルト・ディズニー氏の有名な言葉です。「表面に見えているストーリーではな…

400 のプロジェクトを同時に進める佐藤ナオキのスピード仕事術

複数のプロジェクトを同時進行で行うときの参考にするため,『400 のプロジェクトを同時に進める佐藤ナオキのスピード仕事術』(佐藤ナオキ,幻冬舎,2016年2月10日)を読了。 ランキング参加中読書 実際にスピードを重視すると,不思議なほど仕事の質が高ま…

1 年で億り人になる

本屋に並んでいた『1 年で億り人になる』(戸塚真由子,サンマーク出版,2022年11月30日)を読了。 ランキング参加中読書 貧乏人は実を取り,金持ちは種をまく。(p. 82) 種をまいて,実らせる人になる。 レバレッジを効かせるためにも,「いい借金」は必須…

プロジェクト X 挑戦者たち 勝者たちの羅針盤 太平洋 1 万キロ 決死の海底ケーブル

電気通信主任技術者の線路主任技術者の受験勉強時に学んだ海底ケーブル。海底ケーブルに挑戦したプロジェクトに興味があり,『プロジェクト X 挑戦者たち 勝者たちの羅針盤 太平洋 1 万キロ 決死の海底ケーブル』(NHK プロジェクト X 制作班 編,日本放送出…

不動産投資 最強の教科書

不動産投資という選択肢を視野に入れるため,『初心者から経験者まですべての段階で差がつく! 不動産投資 最強の教科書 投資家 100 人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった 100 の疑問と答え』(鈴木宏史,東洋経済新報社,2018年10月18日)を読…

走破せよ大志への道 100 万座席への苦闘 みどりの窓口・世界初 鉄道システム

かつて,プロジェクト X で見た『プロジェクト X 挑戦者たち 走破せよ大志への道 100 万座席への苦闘 みどりの窓口・世界初 鉄道システム』(NHK プロジェクト X 制作班 編,日本放送出版協会,2005年6月14日)を読了。 尾関は着任後からの混乱を通じ,考え…

あなたが 1 人で法人を作る理由

『あなたが 1 人で法人を作る理由』(杉田健吾)を読了。 ランキング参加中読書 他のレクチャーの中でもお伝えしていますが,法人くんには個人事業主には認められていないさまざまな経費が特別に認められていましたよね。例えば,次のような各種規程を作成す…

ウォーキングの科学 10 歳若返る,本当に効果的な歩き方

『ウォーキングの科学 10 歳若返る,本当に効果的な歩き方』(能勢 博,講談社,2019年11月1日)を読了。 「インターバル速歩」とは,本人がややきついと感じる早歩きと,ゆっくり歩きを 3 分間ずつ交互に繰り返すというウォーキング方法である。それを 1 日…

人望が集まる人の考え方

『人望が集まる人の考え方』(レス・ギブリン,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2016年7月15日)を読了。 他人をこき下ろす傲慢な人も,低い自尊心のために苦しんでいる。こういう人の行動を理解するには,ふたつのことを知っておく必要がある。ひとつは…

ロングゲーム 今,自分にとっていちばん意味のあることをするために

新年にふさわしい読書ログは何か。ストックしていた読書ログの中から『ロングゲーム 今,自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ドリー・クラーク,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2022年7月25日)を選んでみた。 2024年,自分にとっていち…

ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実

『ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(ディヴィッド・アンドリューズ,文響社,2023年1月18日)を読了。 もし彼*1がこの事件*2でトラウマを追っていなければ,運動の第 4 法則を発見していたかもしれません。 その法則とは…

まず,ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う

『まず,ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う』(マーカス・バッキンガム,カート・コフマン,日本経済新聞出版社,2000年10月20日)を読了。 職場の強さを測るための 12 の質問(pp. 31 - 32) Q1 仕事の上で自分が何をすべきか,要求されているこ…

人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?――最強の将棋 AI ポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?――最強の将棋 AI ポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質』(山本一成,ダイヤモンド社,2017年5月10日)を読了。 人間は物事を見続けているなかで,適切な一般化や隠れているノウハ…