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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

すぐやらない人へのアドバイスの参考にするため『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』(茂木健一郎学研パブリッシング,2015年5月7日)を読了。

そもそも,やる気というのは自分の脳の中に「チャレンジ精神」「フロンティア精神」があることで生まれてくるものです。(p. 29)

チャレンジ精神やフロンティア精神はなくさないようにしよう。

雑談はとてもクリエイティブな行為です。

特定の目的を持たない,創造性に富んだ自由なコミュニケーション。それは脳のマッサージであり,同時に様々な価値観が芽生える脳のサプリメントでもあります。(p. 34)

頭の体操のために雑談をしよう。

時間とは圧縮する,つまりやることの密度を濃くするほど,内容の質が高くなると言われます。忙しくて時間が取れない人ほど,このタイムプレッシャーはとても有効な手法だと思います。(p. 45)

限られた時間しかないときは,密度を濃くすることを考える。

リスクをポジティブにとらえてチャレンジしていける人の脳には,現状に不安を感じることなく,より大きな危険を求めていく傾向の脳が備わっている(p. 65)

リスクがあるから,高いテンションでチャレンジできる。

自己評価の高い人は,自分がどんな状況に陥ってもタフに対応していけることを確信しているため,行動を起こす前に,脳に抑制がかかりません。(p. 71)

どんな状況でも対応できるという自信があれば,行動を止めることはない。

今の日本経済で私が危機感を覚えるのは,多くの企業が「家賃収入」に依存して,解決すべき問題を先送りする習慣が蔓延しているということです。(p. 82)

真綿で締め付けられているうちは問題を先送りするのはやむを得ないか。

反転授業とは,現在の「講義を受けること」が主流の授業でなく,教師が説明型の講義を動画として用意し,それを生徒が宿題として家庭などで閲覧しておく授業のことです。そして学校での授業では,生徒たちが予習で得た知識を応用して問題を解いたり,議論を行なったりすることで,実際の講義時間を減らすことができます。(p. 90)

自習できることは自習し,実践の場を増やす。

「フロー」とは,1975 年に心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏が世界に広めた有名な理論で,人や組織が最高のパフォーマンスを発揮できる,理想的な脳や心の状態のことを指します。

この「フロー状態」とは,不安や焦り,緊張などにより感情が揺れ動かず,勝手な意味づけや思い込みに脳がとらわれていない状態を表します。(p. 135)

大事な局面で,フロー状態になれるように準備しておく。

今,目の前の業務に何かしら新しい視点・知識をかけ合わせる。それによって,素晴らしいイノベーションが起こることもあるのです。(p. 191)

常に新しい視点・知識をかけ合わせて,業務を変えていこう。

アインシュタインは,次のような言葉を遺しています。

「何かを学ぶためには,自分で体験する以上にいい方法はない」(p. 199)

体験できるチャンスがあれば,そのチャンスを活用する。