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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実

ウォーレン・バフェットの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』(ディヴィッド・アンドリューズ,文響社,2023年1月18日)を読了。

もし彼*1がこの事件*2でトラウマを追っていなければ,運動の第 4 法則を発見していたかもしれません。

その法則とは,「投資家は全体として,(売買という)運動が増えるにつれてリターンが減る」というものです。(p. 111)

売買の数を増やすことは,追い求めない。

「人がやっているから我々もやらなくてはいけない」という陳腐なセリフは,どんなビジネスでもトラブルの元となります。(p. 204)

自分がやることは,自分で決めよう。

確かパスカルはこんなことを言っていたと思います。

「もし神が本当に存在する可能性がわずかでもあるならば,神は存在するという前提で行動するほうがよい。なぜなら,それによって計り知れない恩恵が期待できる一方,神を軽視した場合には永遠の苦しみを味わう可能性があるからだ」(p. 212)

神の存在を完全には否定できないから,神は存在するという前提で行動する。

私のパートナーのチャーリーは,賢い人間が失敗する原因は「酒(リカー)と女(レイディー)とレバレッジ」の 3 つしかないと言っています。

実は酒と女はどちらも L で始まるからといって,あとから付け加えただけで,問題はレバレッジです。(p. 226

酒,女,レバレッジには気をつけよう。

*1:3 つの運動法則を発見したアイザック・ニュートン

*2:1720 年,英国で南海会社の株価暴落をきっかけに起こった大恐慌「南海泡沫事件」。