Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

人望が集まる人の考え方

『人望が集まる人の考え方』(レス・ギブリン,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2016年7月15日)を読了。

他人をこき下ろす傲慢な人も,低い自尊心のために苦しんでいる。こういう人の行動を理解するには,ふたつのことを知っておく必要がある。ひとつは,自分の重要感を高めようとして他人をこき下ろしていること。もうひとつは,誰かに少し批判されただけで,すでに低い自尊心が崩壊するのを恐れていること。こういう人はいつも心の中でびくびくしながら他人と接している。自尊心を傷つけられるという不安に耐えられないので,他人にやられる前に相手を攻撃することもある。(位置 No. 307)

他人にやられる前に相手を攻撃したくなるのは,自尊心を気づつけたくないからか。

実業家のヘンリー・カイザー「人とうまくやっていく第一のルールは,すべての人を重要な存在とみなすことだ」

デューク大学の J・B・ライン博士「人間が論理の生き物というより感情の生き物だと気づけば,人間関係の技術は飛躍的に向上する」(位置 No. 435)

人間が論理の生き物というより感情の生き物だという前提で,人間関係を見直してみよう。

自分が熱意を持つまで,相手に商品を売ることはできない。

自分が商品に対して熱意を持つと,相手はそれを買いたくなる。(位置 No. 602)

自分が商品に対して熱意を持てるものだけをアフェリエイトの対象にしよう。

反対意見を持つ人を論破したくなるのが自然な衝動だが,本来の目的は相手を説得して賛同を得ることだ。

(中略)

議論に勝つための唯一の方法は,相手が自らの意思で賛同するように働きかけることである。(位置 No. 1472)

相手を論破するのではなく,賛同を得ることを目的に話し合おう。