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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

400 のプロジェクトを同時に進める佐藤ナオキのスピード仕事術

複数のプロジェクトを同時進行で行うときの参考にするため,『400 のプロジェクトを同時に進める佐藤ナオキのスピード仕事術』(佐藤ナオキ,幻冬舎,2016年2月10日)を読了。

実際にスピードを重視すると,不思議なほど仕事の質が高まります。しかも予定よりも早く仕事を仕上げると関係者にも喜んでいただけるため,依頼がどんどん増えてきます。

すると手がける仕事の幅が広がっていくので,ますます経験値が上がっていきます。そして,さらにスピードもアップし,自分も成長していく――という,驚くような正のスパイラルが起きるのです。(p. 11)

仕事はスピードを重視する。

「Now」には 3 日以内程度のスパンでやるべきことを入れておきます。

「Later」に入るのは,切迫感はないけれど,放っておくと危機的な事態を招く可能性がある仕事です。3 つのフォルダの中でも,最も幅広い項目が入っています。

そして「Maybe」には,やってもやらなくても大丈夫だけれど,それをやることによって長期的にメリットがありそうなこと,少しでも暇な時間や余力があったら取り組みたいことなどを入れています。(p. 24)

似たような取り組みとして,Must,Can,Will で予定を分類したことがある。

仕事を高速化するには,「確保できる時間」に合わせてその時間内に完結できる仕事を選ぶこと,そして「5 分あるからこの間に片づけよう」などと決めたらダラダラ作業せず,集中して必ずその時間内に完結させることが重要です。(p. 31)

タスクを細分化しておけば,スケジュールのすきま時間を有効に活用することができる。

新しいことに挑戦すれば,何かしら勉強になることは間違いありません。(p. 78)

新しいことに挑戦しないと,学ぶことができない。

空気を読まずにあえて「地雷」を踏むと,胸のつかえが下りたように皆さんがいろいろな話を聞かせてくださったりするのです。(p. 118)

地雷を踏むような会話で,いろいろな話を引き出す。

課題を分割して一つずつ考えていく方法はアイデアが生まれやすいだけでなく,結果的にいろいろな角度から一つのものを分析することになるので,よい結果につながりやすいのではないかとも感じています。(p. 139)

課題は分割して考える。

時間をかければかけるほど,ハードルは高くなると考えておくべきです。アイデアはいたずらに寝かせず,スピーディーに提案することが,「常に相手の期待を超え続ける」仕事につながると思います。(p. 175)

時間をかければかけるほど,不利になってしまう。

クライアントにとってよかれと思うことをどんどんやっていくことが,結果的に仕事の領域を広げる(p. 177)

クライアントに喜んでもらうことをやっていけば,仕事の領域を広げられる

お金については貯めることより,常に「どこに使うべきか」を考え,投資し続けること。この発想こそが,ビジネスを加速させるための組織づくりにおいては重要だと思います。(p. 199)

お金を貯めるだけではなく,どこに使うかをセットで考える。今は,お金の使い道が考えられていない。

ちなみに,これまで大勢のスタッフと一緒に仕事をしてきて感じるのは,追い込まれたときに落ち着いて対処できる人ほど,成長しやすいということです。(p. 207)

追い込まれても,落ち着いていよう。

プロジェクトを進めていると,劣勢に立たされるケースは少なくありません。しかしそんなときも,ブレのないコンセプトさえあれば,プロジェクトの推進力は衰えないものです。(p. 216 - 217)

ブレないコンセプトで,プロジェクトを進めていく。