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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ウォーキングの科学 10 歳若返る,本当に効果的な歩き方

『ウォーキングの科学 10 歳若返る,本当に効果的な歩き方』(能勢 博,講談社,2019年11月1日)を読了。

「インターバル速歩」とは,本人がややきついと感じる早歩きと,ゆっくり歩きを 3 分間ずつ交互に繰り返すというウォーキング方法である。それを 1 日 5 セット,週 4 日以上繰り返すと,5 ヵ月間で体力が最大 20 % 向上(10 歳以上若返った体力が得られる),生活習慣病の症状が 20 % 改善し,うつや関節痛の症状も 50 % 以上改善し,その結果,医療費も 20 % 削減できるということが明らかになっている。(位置 No. 7)

きついと感じるくらいの早歩きをウォーキングに取り入れてみよう。

体力といえば,病気にかかわらず健康を維持する能力,というイメージを持つ方もおられると思うが,運動生理学で扱う体力とは「持久力」と「筋力」である。(位置 No. 66)

運動生理学で扱う体力とは「持久力」と「筋力」のこと。

持久力,筋力それぞれを向上させるよう運動しよう。

運動不足と肥満は体内に慢性炎症を引き起こす。これが生活習慣病をはじめとする加齢性疾患の根本原因である(位置 No. 200)

運動せず,食べ過ぎたとき,体内に炎症が生じていることを感じる。炎症を感じたら,運動し,食事を制限するようにしよう。

乳酸が出るようなややきついと感じる運動をして初めて体力が向上する(位置 No. 536)

乳酸が出るくらいきつい運動を継続することで,体力を向上させていく(少なくとも維持する)。

現在,我が国は超高齢社会で医療費が高騰し,医療を治療から予防に移行させなければならない。そのような状況の中で,運動が「切り札」として期待されている。(位置 No. 1583)

治療ではなく,予防のため運動を継続する。