Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 世界中の研究から導き出した学びの結論 46

『何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 世界中の研究から導き出した学びの結論 46』(望月 俊孝,すばる舎,2023年3月19日)を読了。

【Step1】仮説を立てる,正解を予測する

【Step2】実際の結果と照らし合わせ,間違い・ズレを特定する

【Step3】その間違い・ズレを修整する

すなわち勉強法の極意とは,「素早く,たくさんの間違いに気付くこと」なのです。(p. 34)

過去問を繰り返し解くことは,たくさんの間違いに気付くため。

まとまった時間を取るよりも…スキマ時間を積み重ねる!

つまり…通勤・通学電車は勉強に最適!(p. 55)

通学電車の中で読書や勉強を 10 年以上積み重ねている。

「画像」と「言葉」では,「画像」のほうが 5.7 倍も脳の検索機能に働きかけ,何もしなくても長く記憶に残りやすい(p. 71)

画像で記憶するために,自分で画像を描いてみる。

つまり手書きでメモをすることは「記憶するものの準備」ではなく,すでに効果的な記憶をおこなっていると言えるのです。(p. 100)

メモをするためには,頭も使うし,体も使う。

【問1】課題本番の当日に,自分はどんな状態になっている必要があるか?

【問2】本番中にもっともキツいのはどんな場面か?

【問3】そのキツい場面を乗り越えるには,何をトレーニングすればよいか?(p. 118)

本番を想像して,トレーニングする。

人は数値を日々目にすると,その上下が気になり,無意識に活動量が増えていくのです

(中略)

学習においてもぜひ「レコーディング・スタディ(毎日の勉強量を記録する)」をやってみてください。(p. 124)

勉強量を記録すれば,勉強できた,勉強できなかったが,見えるようになり,怠けなくなる。

「私は自分が『知らない』ということを知っている」

この姿勢は現在の賢人にも引き継がれています。

スペインの科学者フランシス・ぺレスはこんな言葉を遺しています。

「科学者にとって,『わかりません』は『私に自信があります』と同義語です。自信がない人間だけが,知っているふりをする必要があるのですから」(p. 146)

自分が知らないことを知っていれば,次に学ぶことが見えている。

マーティン・アイゼント博士は,消費者は 10 回,特定の広告を目にすると,その掲載商品を忘れにくくなることを発見しました。

関心ゼロだった商品だとしてもそうなのです。ましてや自分の将来に必要な学習事項であれば,なおさら記憶に残るようになるでしょう。(p. 152)

何度も目にするようにすれば,記憶に残すことができる。

2018 年,オックスフォード大学のアルパ・V・パテルらは,米国がん協会の 21 年間にわたる調査データをもとに,こんな衝撃的な報告をしています。

「1 日 6 時間以上座っている人たちが,3 時間未満の人たちに比べると死亡率が 19 % 高い」

ボストン・レッドソックスのトレーナーもつとめた B・J・ベーカーもこんなシビアな発言をしています。

「1 日に 6 ~ 8 時間座ったら,1 ~ 2 時間のワークアウト(運動)が帳消しになる」(p. 156)

私の生活は座っている時間が長い。座り続けたことのマイナスを打ち消すつもりで運動する。