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聖徳太子の秘密

「聖者伝説」に隠された実像に迫る「聖徳太子の秘密」(関裕二著、PHP文庫)を読みました。
まあ聖徳太子の伝説は知っていても、聖徳太子とは何者であったのか、そんな興味を持って購入した一冊です。

第一章 聖者伝説の裏側
第二章 鬼としての聖徳太子
第三章 法隆寺に封印された鬼ども
第四章 祀られなかった祟る神の謎
第五章 鬼の中宮天皇法隆寺
という章で構成されています。著者がしきりに挙げる“鬼”というキーワードについては、はっきり理解できませんでした。しかし、聖者伝説があるのは、聖徳太子なる人物、あるいはその子孫が、壮絶な最期を迎えたのではないかという主張には大いに納得できるものがあります。

まあ、お札に聖徳太子が描かれていた時代は知りませんが、もっと聖徳太子について考えてみたいと思いました。
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