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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

伝える力 池上 彰

『伝える力』(池上 彰,PHPビジネス新書,2007年5月2日発行)を読了。

 何かを調べるときには,「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに,まったく知らない人に説明するにはどうしたらよいかということまで意識すると,理解が格段に深まります。理解が深まると,人にわかりやすく,正確に話すことができるようになります。(p. 22)

まったく知らない人に説明するための方法を考えると,理解が深まる。
専門家に説明する場合よりも,はるかに難しい。

 三十数年間に及ぶジャーナリスト生活を振り返って,一つ明らかにいえるのは,よけいなプライドを持っている人は「そこまで」だということです。意味のないプライドが邪魔をして,成長できるせっかくのチャンスを自らみすみす逃してしまうのです。(p. 36)

プライドは持っていても得することはない。
よけいなプライドは捨ててしまおう。

 自分の話ばかりを延々とする人は,会社勤めをしていなかったり,その経験がほとんどなかったりした人たちだったのです。「社会性に欠けている」とは,こういうことを言うのかと思ったものです。(p. 43)

社会性に欠けている人の接し方はどうしればよいのだろうか。

 反対に,取材は十分にしても,提案者の頭の中が整理されていないと,多くの要素が詰め込まれていて,どういう番組を作りたいのか,不明瞭になってしまいます。

 取材を徹底的に行った上で,要点をしっかりと整理すれば,提案書や報告書は A4 の用紙一枚に十分に収められるというのが私の実感です。(p. 110)

とにかく,A4 の用紙一枚にまとめてみる。
要約することで,大事なことに気づく。

 読んでまず気がつくことは,文章のリズムです。
 書いているとき,あるいは黙読で読み返しているときには気がつかなかったリズムの悪さに,声に出して読むことで気づくことができます。

書いた文章は,必ず声に出して読んでみる。

伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

  • 作者:池上 彰
  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: 新書