Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

自分のことだけ考える。 堀江 貴文

 2020年4月23日更新

『自分のことだけ考える。無駄なものにふりまわされないメンタル術』(堀江 貴文,ポプラ新書)を読了。

重要なのは「自分がどう言われるか」「どう思われるか」ではなくて,「自分が何をするのか」「それによって何が変わるのか」ということ。

価値のあること,信念を持てることなら,人の目は気にせず,ぐいぐい前に進んだほうが絶対「勝ち」だし,面白い。自由に生きたいと願うなら,常にそんな心構えでいてほしいと思う。(p. 22)

信念を持って取り組めることがあれば,ぐいぐい前に進めていく。

だが,共通して言えるのは「自分にないスキルを持っている人」に会うべき,ということだ。自分ができないことをより高いレベルでできる人を探すべきだ。ある程度仕事をしていれば,自分の苦手な分野は自ずとわかるだろう。仕事で悩んだりピンチになったりしたときに頼れる存在をつくるべきだ。だから異なる能力を持つ多くの人と仲よくなり,関係を維持するのが望ましい。(pp. 53 - 54)

自分にないスキルを持つ人との出会いを大切にする。

バランスがいいということは,突出したものが何もないということではないか。「可もなく不可もなく」というやつだ。どんな分野でも秀でた結果を出したいと思ったら,突出したものを持っていなければならない。バランスのいい人間は「ほどほどのもの」はつくれるかもしれないが,「ほどほどのもの」が市場で生き残れるほどビジネスの世界は甘くない。突出したところがあれば,欠落したところもあるだろう。バランスがいいとは言えないが,壁を突破するには必要なことだ。(pp. 81 - 82)

「可もなく不可もなく」では,ビジネスの世界では大成しない。

「失敗しても,どんどんやってみればいいじゃん」という発想の欠如が日本の産業を蝕んでいる。取り返しがつかなくなる前に,一刻も早くこの悪しきマインドを変革しなければならない。(p. 101)

失敗がない成功はない。
失敗しても,どんどんやってみよう。

よい結果を出そうとして,人は悩む。だが,「ああでもない。こうでもない」とやっているうちに思考は堂々巡りし,袋小路に入り込む。これでは何も考えていないのと同じである。こういう時間は無駄だ。だから,僕はビジネスの決裁からプライベートの買い物まで,いつも即断即決である。(p. 124)

いきなり,よい結果を得ようなんて欲張りすぎ。
堂々巡りするくらいならば,前へ進んでいく。

自分の関心のあることであれば,その分野のことを調べるのは苦痛ではないはず。努力をしなくても,自然とその分野の知識が増え,人に教えられることも多くなる。(p. 151)

自分の関心のあることのオーソリティを目指す。

「無知を恥」と思い込んでいるのなら,今すぐその考えを捨ててほしい。

なんでも知っている人ほど,この世にはいないのだ。(p. 174)

なんでも知ろうなんて思わない。
無知で当たり前。

人生は順調にいっているときはいいけれど,当然うまくいかないときもある。そんなときは恐れ,不安,焦りなど,ネガティブな感情に支配されやすい。

それらの多くは「自分は人からどう思われているか」という考えから生まれることが多いが,実は他人はあなたのことなんて興味がないのだ。強い人というのは,皆,本能的にこのことを知っていて,人のことは気にせず,自分のするべきことだけに注力し,常に結果を出し続けている。(p. 197)

自分のことは気になるけれど,相手のことはあまり気にならない。
同じように相手は,自分のことなんてあまり気にしていない。