『クソみたいな仕事から抜け出す 49 の秘訣』(ジョフリー・ジェームズ,双葉社,2021年4月25日)を読了。
情報にあふれる世界で本当に難しいのは,複雑なものをかみくだいてシンプルに伝えることである。これをうまくできる人が力を持ち,そうでない人は広大な情報の海に溺れてしまうだろう。(p. 7)
複雑なものをかみくだいてシンプルに伝えることには,全力で取り組もう。
複数のメンバーのニーズのバランスを取り,皆が協力しあって意思決定できるようにするという要素が社内政治にはある。人間が仕事に対して持つニーズは,基本的には次の 4 種類に分けられる。(p. 81)
- 個人のニーズ
- キャリアのニーズ
- 職務のニーズ
- 組織のニーズ
ニーズが何に基づくものなのか,見極めてからニーズに対応する。
出席する会議の種類によって取るべき戦略が変わる。会議が開催される理由は次の 7 つに分けられる。(p. 109)
- 何かを決定するため
- アイデアを磨くため
- 情報を伝えるため
- プレゼンテーションを試すため
- グループでの書類作成を進めるため
- 自分の重要性を示すため
- 進捗を追うため
会議が開催されている理由を見極め,取るべき戦略を変える。
企業は次の 3 種類の専門性を重要視している。(p. 159)
- 深い専門性
- 幅広い専門性
- 人間関係ネットワークの専門性
プロフェッショナルとして,上記の 3 種類の専門性を身につけよう。
「時間が足りない」と誰もがぼやくが,仕事をすべて終わらせたうえでプライベートの時間を確保するのは,実は簡単だ。その秘訣をここで伝授する。(p. 164 - 167)
- 文句を言うのをやめる
- 時間を監視する
- パレートの法則を学ぶ
- やることリストに優先順位をつける
- 本当に大切な 2 割のみを行う
- 時間の大きな無駄となる行動をとらない
「時間が足りない」とぼやいている人に,上記の秘訣を伝えよう。
私が思うに,成功するためのノウハウはあまりに多く世に出ている。ならば私は,どのような思考回路を持てば失敗を回避できるかについて書こうと思う。(p. 190 - 193)
- 達成可能かつ刺激になる目標を立てる
- 文字にして意欲に繋げる
- 目標達成しなければならないと腹を決める
- 測定可能なマイルストーンを敷く
- 進捗を管理する
- つまずきを合図と捉える
世の中に出ている成功するためのノウハウは,知っておこう。
目標管理制度(Management By Objectives / MBO とも呼ばれる)では,組織で目標を定め,管理者と従業員はそれに沿って活動する。そして,従業員が実際に出した成果を目標に照らし合わせて評価する。
表面的には何の問題もない。しかし,この非常にシンプルなはずのプロセスがやがてペーパーワーク地獄に変わってしまうので,MBO は「一時的な」流行の域を出ない。なお,本来の業務よりも計画と評価の作業に時間を多くとられる。
さらに悪いことには,細かくきっちりと目標をつくり込み,それに基づいて給与が決まる仕組みだと何か予想外のことが起きたときに企業も従業員も簡単にやり方を変えられない。(p. 319)
目標管理制度には,良い面もあるが,悪い面もある。良し悪しを理解した上で,目標管理制度に取り組む。
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