私が運営している Web サイトや Blog の改善の参考にするため,『マクサン式 Web ライティング 実践スキル大全』(マクリン,サンツォ,大和書房,2022年5月1日)を読んでみた。
「読者は読んでくれない」「読みにくい文章は,読んでもらえるチャンスさえも失う」(p. 59)
少しでも Web サイトや Blog を読んでもらえるよう,読者のことをよく考えてライティングする。
記事を書くには以下の手順で進めていきます。(p. 99)
- おおよそのテーマを決める
- キーワードの候補をあげる
- キーワードを調査する
- 検索結果ページを調査する
- 読者が求めているもの(検索意図)を考える
- 見出し(目次)を考える
- 本文を箇条書きし,肉付けしていく
書きたいことを書くのではなく,読者に読んでもらえるよう考えて書く。
文章を読んでもらうための 13 の視点(p. 278)
- 結論が先に来ているか
- 論理的でわかりやすい見出し構成か
- 上位競合のトピックが網羅されているか
- オリジナルのトピックが 30 % 以上含まれているか
- するすると読みやすい文章になっているか
- 語尾・副詞・表現が重複していないか
- 適度な装飾が行われているか
- 強調する箇所を誤っていないか
- 過度な空白・ビジュアル要素があるか
- 読みにくい漢字・専門用語はないか
- 魅力的なタイトルになっているか
- 読者のニーズが解決されているか
- 正確な情報かどうか
Web サイトや Blog を書くとき,上記の視点は考慮してきた。これからも,試行錯誤を繰り返しながら,よりよいものにしていきたい。
リライトには 5 つの効果と目的があります。(p. 286)
- ブログの更新性を高める
- 情報のフレッシュネスを保つ
- ユーザビリティが向上する
- 低品質コンテンツを減らす
- CVR(コンバージョン率)を高め,収益性を高める
週 1 ~ 2 時間,リライトに費やす時間を設定してみようか。