Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

1 週間で 8 割捨てる技術

2023年も残すところあとわずか。年末の大掃除の参考にするため『1 週間で 8 割捨てる技術』(筆子,KADOKAWA,2016年3月18日)を読んでみた。

「これを買うと,なりたい自分になれると思って買ったモノ」。それを私は「野望ガラクタ」と呼んでいます。

「野望ガラクタ」はとても捨てにくいです。なりたい自分になるために購入したので,それを捨てることは自分の希望や夢を捨てる決意をするようなものだからです。(位置 No. 249)

あまり使っていない健康グッズは,私の痩せよう,スリムなマッチョになろうという野望ガラクタだな。

もともと人間には,モノを失うのをすごく嫌う(損失回避)気持ちと,いったん何かを所有すると,その品物の評価を理由もなく高くしてしまう心理(授かり効果)があります。ともに行動経済学の理論です。(位置 No. 279)

簡単に買えるものなら,一旦,捨ててみるというのも手か。本当に必要なら,もう一度,買い直せばいい。

実際にモノを捨てる前に,次のような 3 つの心の準備をしておくのがおすすめです。(位置 No. 650)

  • 準備1 捨てる決意をして,自分は必ず捨てられると,自分を信じること。
  • 準備2 なぜ自分がモノを捨てるのか,捨てる目的や理由を明確にすること。
  • 準備3 捨てたらどんないいことがあるのか,メリットについて考えておくこと。

部屋の中をスッキリさせたいよな,というメリットでは弱いか。

行動を変えるためには,思考を変える必要があるでしょう。(位置 No. 1769)

いらないモノを捨てること

モノを出したらしまうこと

買い物を控えること

身の丈にあった小さな暮らしをすること

本以外の買い物は,本当に控えるようになった。本に関する思考(紙媒体で買う本と電子書籍のすみ分け)は,自分でも整理したいと思っている。