『プロジェクト成功の道しるべ システム開発のための WBS の作り方』(初田 賢司(日立製作所),日経 BP 社,2015年6月29日)を読了。
WBS とは「目的を達成するために必要な作業」を「漏れなく分解」し,「構造化して見える化」するという意味になります。(位置 No. 77)
WBS を作れるようになれば,目的達成力が格段に向上しそう。
WBS の五つのメリット(位置 No. 120)
- 作業の抜け・漏れや重複を防げる
- プロジェクトのスコープが決まる
- 計画が明確になる
- 分解して管理する習慣が身につく
- 先を見る習慣が身に付く
先が見えにくいプロジェクトをやっているからこそ,WBS が必要。
プロジェクトマネジメントの世界では,このように作業の進み具合に合わせて計画を段階的に詳細化することを「ローリングウェーブ計画法(Rolling Wave Planning)と呼んでいます。大切なのは,作業が始まる前に WBS を作成することです。(位置 No. 259)
いきなり手を動かすのではなく,WBS 作成から始める。
作業を集約するときの三つの注意(位置 No. 1163)
- 用語の統一
- タスクの粒度の統一
- タスクの正しい依存関係の設定
チームのメンバーと,上記の注意点について共有し,ルールを設定したい。
更新履歴
- 2021年11月12日 新規作成
- 2022年7月25日 「目指せ!プロジェクトマネージャ」のリンクを追加