2021年1月19日
『最高の体調』(鈴木 祐,クロスメディア・パブリッシング,平成30年7月31日)を読了。
少なくとも意思の力だけで「肥満」に立ち向かうのが時間のムダだということはハッキリするでしょう。(位置 No. 199)
意思の力だけで「肥満」に立ち向かっても勝ち目はない。
内蔵脂肪が減らない限り体はジワジワと燃え続け,炎症性物質で傷ついた血管や細胞が動脈硬化や脳梗塞の引き金になります。これが,「メタボリックシンドローム」の発症プロセスです。(位置 No. 353)
私も内臓脂肪は,減らしていかなければならないと認識。
- 平均の睡眠時間が 1 日 7 ~ 9 時間の範囲を逸脱すると体内の炎症マーカーが激増する(位置 No. 417)
- 夜中に何度も目が覚めてしまうような場合も,体内の炎症は増える
この本を読みながら,睡眠時間を削ってお酒を呑んでいる。
ヒトの認知リソースは大勢の友人をさばくようにはできていないため,1 回につき 5 人前後としか親密な人間関係を築けない,というわけです。(位置 No. 1182)
5 人前後としか親密な人間関係を築けない自分は,薄情な人だと思っていたが,多くの人が同じなのか。
ブルックス博士は言います
「私たちは自分の感情をコントロールし,意図的に影響を与えることができる。自分のストレスをいかに言葉や思考に変換するかで,どんな感情も再構築できるのだ」(位置 No. 1350)
ストレスを感じたときは,それを言葉で表してみよう。
基本的には「1 回 45 分の少しキツい運動を週に 2 回」のペースで行うのが,脳機能のアップが見込める最低ラインです。(位置 No. 1476)
45 分の少しキツい運動をするのは難しい。今の生活において,自然体で運動できるようにするには,自転車ではなく徒歩で駅*1まで行くのがよいか。
ポルノが止められなくなる現象は世界中で報告されており,近年では「精神障害の診断と統計の手引き」の最新版にも「異常性欲障害(Hypersexual Disorder)」の項目が登場しました。ポルノ依存はモラルの欠如などではなく,医学的な中毒症状のひとつとして認識されつつあるのです。(位置 No. 1516)
FANZA,XVIDEOS は止められない。
自己連続性が高まれば「ぼんやりとした不安」は生まれません。つまり,「未来を今に近づける」のが,現代人の時間間隔を正す数少ない抵抗手段なのです。(位置 No. 1628)
未来を思い描くことは,時間間隔を正すことにもつながる。
「もしすでに使いきれないほどの金を手に入れ,理想の仕事につき,毎日が幸福感に満ち溢れていて,誰からも尊敬されていたとしたら,私はどのように行動するだろうか?自分や他者との関わり方はどう変わるだろうか?」
すべてが満ち足りた状態でもなお行動せずにいられない物事こそが,あなたの心の底に眠る本当の価値観なのです。(位置 No. 1698)
使いきれないほどの金を手に入れたとき,私の生活はどう変わるだろうか。年収数百万円の仕事を続けるだろうか。
簡単に言えば,遊び心がある人ほど,幸福な人生を送っている傾向があったわけです。(位置 No. 2226)
遊び心を忘れずに,幸福な人生を送る。
生産性が高い従業員ほど決まった間隔で仕事をしており,平均で 52 分ほど働いたら 17 分だけ休むというインターバルを守る傾向があったのです。(位置 No. 2287)
自分が最も生産的になれる間隔を見つけよう。
アジャイルソフトウェア開発の世界には「プロジェクトは変わるもの」という前提があり,タスク管理にも柔軟性が欠かせません。それゆえに,「3 のルール」では,以下の点だけを徹底します。(位置 No. 2343)
- 今日やりとげたいことを毎朝 3 つ書き出して実践
- 今週やりとげたいことを週の頭に 3 つ書き出して実践
- 今月やりとげたいことを月初めに 3 つ書き出して実践
- 今年やりとげたいことを年始に 3 つ書き出して実践
- 毎週末にレビューを行い,うまく行った点を 3 つ,改善できる点を 3 つ書き出す
「3 のルール」は私の仕事にも適用できそう。
*1:自宅から駅までは約 2 km