2020年8月19日更新
『銀行員だけが知っている お金を増やすしくみ』(長岐 隆弘,集英社,2013年12月10日発行)を読了。
「あなたは会計を理解するだけでなく,会計の行間に潜む機微を理解する必要がある。会計はビジネスの共通語だ。言語として完全とは言い難いものの,会計を学ぶ努力をしない限り,そして財務諸表を読んで理解する努力をしない限り,自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である」 by ウォーレン・バフェット (p. 96)
会計を学ぶ努力,そして財務諸表を読んで理解する努力,この二つを意識して行う。
自己投資というのは,投資効率がいいと言われています。例えば読書の習慣がある人は,それだけで読まない人よりも成功しやすいというものです。
銀行員は,熱心に勉強しているので,どの金融商品が,「買う側にとってトクなのか?」「売る側にとってトクなのか?」を熟知しています。(p. 109)
読書は裏切らない。
毎日の読書で,読書しない人たちとの差を広げていく。
ここで言う機会損失とは,ポイントカードに行動を縛られて,他の選択ができなかった,という損失です。(p. 119)
ポイントカードに縛られない生き方をする。
必要なときに買いに行く。
お金の場合も,増え始めるとどんどん増やしたくなり,日常の行動を「お金が増える」方向に変えてくれます。また,毎日チェックすることで,どのくらい使ったのかがわかりますし,どれだけ節約すればいいかも,具体的な数字でわかるようになります。(p. 131)
「お金が増える」方向を維持し,それを推進していくことが課題である。
銀行員から見たミリオネアの特徴 (pp. 200-201)
- 他人の話を素直に聞く
- 他人のためにお金を使える
- 時間をムダにしない
- 身だしなみに気を使う
- いつも笑顔で人に接する
他人の話を聞く,他人のためにお金を使う,今後はその二つを意識的に行っていく。