2020年6月11日更新
『なぜ賢いお金持ちに「デブ」はいないのか?』(田口 智隆,水王舎,2015年8月1日発行)を読了。
怠惰な生活をやめて自己管理ができるようになるとお金が貯まる(p. 25)
怠惰な時間は何も生み出さない。
怠惰な時間を無くす。
貯金もダイエットもビジネスも,自分の判断基準に合ったものをコツコツとやり続けた人が成功しています。(p. 62)
「継続は力なり」は,成功している人を見ればわかる。
しかし,今振り返ってみると,二次会は百害あって一利なし。余計な出費がかさみますし,終電を逃せば,タクシー代までかかります。おまけに,深夜まで飲食することで確実に太ります。(p. 66)
二次会を断ち切る勇気を持ちたい。
しかし,飲んだ後に 1 時間かけて帰宅する元気はない。
つまり,賢いお金持ちは目標を達成するために,お金をかけるべきところには,きちんと「投資」をするのです。(p. 115)
投資対象を厳選して,少ない元手でも確実に稼ぐ。
もちろん,いつも預貯金がゼロの人よりはマシですが,一時的にでもお金を減らすことに嫌悪感を持つ人は,お金を持ったままで人生を終える可能性が高くなります。(p. 122)
人生 80 年プランで,お金の使い方を考えよう。
「貯金が趣味」というのは,「浪費が趣味」という人よりもある意味危険かもしれません。浪費は,賢い使い方に変えれば改善できますが,貯金が趣味の人は,趣味そのものを改善するしか方法がありませんから。
賢いお金持ちになりたければ,お金の増やし方だけではなく,使い方を学ばなければならないのです。(p. 124)
賢いお金の使い方を実践しよう。
ただ,貯金額が増えていくのを眺めていても,何もならない。
お金は,賢く使ってこそ,意味がある。
このような時間を確保しないと,人はラクなほうへと流されて,自分の理想や目標を実現することが難しくなります。しかし,自分の現在地を冷静に見つめ直すことによって,必要であれば軌道修正をしていけば,確実に理想や目標へと近づくことができます。(p. 156)
自分の現在地と,理想と目標の位置関係を把握して,足りないところを補っていく。
あなたも,「残業するのは当たり前」とあきらめているかもしれません。しかし,残業が毎日の習慣になっている限りは,賢いお金持ちになることは到底できません。残業が常態化しているのは,時間管理ができていない証拠。自己管理能力が低いと言わざるを得ません。(pp. 164 - 165)
残業しなくてもいいようにしたいが,残業しなければ仕事が割り振られるというジレンマがある。
残業を是とする風潮をなくそう。
自分の「得意なこと」と「不得意なこと」を把握して,「不得意なこと」は捨ててしまう。そして,「得意なこと」に時間とコストを注ぐのです。
そうやって専門性を磨き,他者と差別化を図ることによって,より多くのお金を稼ぐことができるのです。(p. 170)
不得意なことを,得意なことに変える時間はない。
得意なことを伸ばして,一歩前に進む事が重要なのである。
お金持ちは,自分自身が提供できる情報を持っているからこそ,価値のある情報を各分野から得ることができ,それをお金やビジネスに換えられるのです。
情報は一方的に得るものではなく,交換するものです。お金持ちになりたければ,まずは自分の得意分野を磨く必要があります。(p. 179)
他人に提供できる情報を持っていなければ,情報は入ってこない。
また,情報は待つだけでは,入ってこない。
賢いお金持ちは,「行き当たりばったり」の仕事はしません。「行き当たりバッチリ」の計画を立てて,実行していくのです。(p. 186)
「行き当たりバッチリ」の仕事ができればよいが,大抵は「行き当たりばったり」となってしまう。