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100 年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方 大郷 卓也

2020年5月28日更新

『100 年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方』(「ねむり家」5代目店主 健康睡眠アドバイザー 大郷 卓也,総合法令出版,2013年3月4日発行)を読了。

「眠りを改善すれば,人生におけるあらゆる問題が解決される」
 ここまで大胆に言い切れるようになるには,私自身も多くの試練を乗り越える必要がありました。(p. 3)

眠りは,人生の三分の一を占めるもので,それが充実していなければ,残りの三分の二もうまくいかない。
だからこそ,睡眠は大事なのだ。

 現代の日本では「国民総不眠時代」と言われています。つまり睡眠力の低下は,個人個人の問題というよりは,もはや社会全体の問題として捉えるべき時期にきているのです。(p. 31)

ワークライフバランスが叫ばれているが,睡眠についての議論は少ない。
ワークを減らし,睡眠に充てる時間を増やすことが,あるべき姿なのではないか。

 平熱が低い人は何らかの不満を訴えやすい,そして睡眠に不満を持っている。この一連のことは,体の中で濃い因果関係を持っていたのです。(p. 83)

平熱は高い方がいいのか。
無駄にエネルギーを消費しているような気もするが。

 心の病気は脳の血流障害と言われています。血流が滞ると好奇心もなくなり,したいもの,欲しいものもなくなる。行動範囲も狭まる。ますます体力も落ちて,家から出なくなる。自分を巡る周囲がどんどん小さくなっていく。この悪循環にはまり込むと,抜け出すのにさらに大きなエネルギーが必要となります。(pp. 101 - 102)

家から出なくなるということだけは避けよう。

 体や心の不調は,実は全部つながっていて,その源流をたどれば必ずストレスに行き着きます。そのストレスをさらにたどればまず,睡眠障害につながるのです。にもかかわらず,みんなそこは目をつぶってしまうのです。(p. 112)

睡眠さえ充実していれば,ストレスなんか気にならない。

 寝る姿勢はあくまでも仰向けが理想です。少しずつ意識して,仰向けで眠れない人も改善していきましょう。(p. 149)

仰向きで眠ることができない。
これは改善していく。

 ストレスがかかるから眠れない。眠れないからお酒に頼る。お酒に頼るから睡眠の質が落ちる。睡眠の質が落ちるからストレスがリセットされない。
 この悪循環の輪をどうしたら断ち切ることができるのでしょう。(p. 179)

夜更けのお酒は控えよう。※目安は 21 時以降のお酒か。

睡眠時の 4 つの習慣づけ(p. 231)

  1. 仰向け寝
  2. 鼻呼吸
  3. 適正な寝具
  4. 安眠のための適度な運動

まずは「仰向け寝」から始めてみよう。

  眠りの神秘は,私自身にとっても人生の大切な教えを手に入れる旅であり,ライフワークでもあります。
 人生に迷ったら,眠りに目を向ける。
 それだけでこれまでの迷いが開ける。
 あせらず,まずは自分の眠りを体の喜ぶほうに持っていってあげましょう。(p. 266)

人生に迷ったら,とりあえず眠る。
それで打開されるかもしれない。 

100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方

100年続く老舗寝具店の店主が教える 最高の眠り方

  • 作者:大郷 卓也
  • 発売日: 2013/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)