2020年5月11日更新
『PRESIDENT 2017.1.30 号』(プレジデント社,2017年1月7日発行)
「やり抜く力の特徴は 4 つ。興味,練習,目的,希望です」(アンジェラ・ダックワース,p. 18)
まずは興味を持つこと。
「本当にグリッティな(やり抜く力のある)人は,決して飽きることを知らない。常に新しい側面を見いだしていく」(アンジェラ・ダックワース,p. 19)
マンネリを抱く前に,少しずつアレンジしてみることで,新しいものを見いだす。
研究で大きな課題にぶつかったときにもう一つ意識しているのは,ロジックではなく,イメージで考えることです。(富士通研究所 イノベーションディレクター 中川 章,p. 27)
イメージが大事と,モーニング娘。の曲の歌詞にあった気がする。
「スピードは非常に価値の高いスキルです。たとえば事務職で求められるのは,正確さとスピードで,その掛け算が実力として評価されます。効率よくスピードを上げることを否定する業界はありません」(就職・転職コンサルタント 細井 智彦,p. 34)
スピード重視で勝負しよう。
残業は楽しく,社内外の評価にもつながる――これが日本企業から残業が減らない本質的な理由です。(p. 37)
残業が多い人々の理由をしっかり企業は知らねばならない。本当に仕事が多いのか,その人の力量が不足しているのか。
パーキンソンの法則:仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する(p. 37)
それならば,完成のために与える時間を短くしよう。
「本当のワークライフバランスのとれた生活を目指すなら,いまの会社で最大限,頑張ってみることです」(武元 康明,p. 57)
最大限,頑張りながらワークライフバランスをよくしよう。
2017 年,勝負の年の幕開けです。今年の私の方針は「できない理由より,できる理由を探す」です。(小池 百合子,p. 78)
できない理由を探すのは簡単だろう。
でも,できる理由を探すのは難しい。
でも誰かがやらなければ,何も変わらない。
仕事の進め方が「前例踏襲」になっていないでしょうか。組織のなかにいれば,仕事は上から振られるものです。だからといって,当事者意識を欠いてはいけません。「自分事」と捉え直すことができれば,大胆に発想を転換できるはずです。(小池 百合子,p. 79)
仕事は自分の事,と考え直して,当事者意識を持つしかない。
どんな店に人を連れていくのかで,その人の教養がわかりますね。どんなアートが好きかといったものは少し勉強すれば誰にでも言えますが,連れていくレストランを選び,メニューを選び,お酒を選ぶのはごまかせない。食べ物というのは体と密着しているから,人間の本質が出るんですよ。(隈 研吾,p. 109)
懇親会場の選定に手を抜く事は許されない。
人々は解を求めているように見えてそうではない場合が多く,求めているものは単に共感であったり,自分のあらかじめ行った選択を正当化する理由だったりするものだ。(三浦 瑠璃,p. 110)
解,というよりも共感が欲しいだけ。