2020年5月10日更新
『コンサル流プレゼン資料作成術』(株式会社フィールドマネージメント 古本 貴志・伊藤 公健)を読了。
端的に言うと,プレゼン資料とは,自分が考えた思考を相手に伝えるためのコミニュケーションツールなんですね。
しかも,今日お伝えする「コンサル流」プレゼン資料は,単なるコミニケーションツールではなく,
ことができる資料です。(位置 No. 70)
- 自分やチームが考えたことを的確に文書化し,
- その資料を見た相手に伝えたいことがちゃんと理解・共感され,
- 「じゃあこの企画やってみよう」と相手の心を動かす
相手の心を動かすことが目的。
STEP 1 伝えたいメッセージを構造化するこの STEP 1 が,資料作成の中で最も大切です。
資料をつくる目的は,メッセージを相手に伝えることです。だから,そのメッセージが明確になっていること,そしてそれが論理的に構造化できていることが大事なのです。(位置 No. 150)
論理的に構造化できていないと,メッセージが明確にならない。
STEP 2 文章化してストーリーをつくる
メッセージが構造化できたら,次にそれを文章化します。
など,どのように表現すれば,相手に伝わりやすいのかを考えて,実際に文章にしていく作業と一連の流れをつくってストーリーにする作業です。(位置 No. 150)
- どのような順序で構成すると相手に伝わりやすいか?
- どのような文章だと,メッセージが的確に伝わるか?
相手に伝わる文章を心掛ける。
STEP 3 伝わるようにスライドに落とし込む
ここでようやくどのような見せ方にするか考えます。
などを考慮して,グラフやチャートに落とし込んでいくのがこの作業です。(位置 No. 159)
- どのような構図で表現すれば伝わりやすいか?
- 特に注目すべきポイントは何か?
グラフやチャートは,メッセージを伝えるための補足資料。