Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

自分のやりたいことを全部高速でかなえるメソッド 高速仕事術

『自分のやりたいことを全部高速でかなえるメソッド 高速仕事術』(上岡正明,アスコム,2021年2月1日)を読了。

つまり今,「それであなたは何ができるの?」が問われているのです。上司に指示されたことだけやったり,ふんぞり返って部下に指示だけするような時代は終わりました。誰かに何かをやってもらうことに慣れ切ってしまっている,昔ながらの働き方をしていたら,いつまで経っても「個の力」は伸びません。(27 ページ)

ふんぞり返って部下に指示している人には,何かをやってもらおう。

ハイパフォーマーたちは極端にやることを絞り,それ以外の仕事は後回しにしたり,もしくは「やらない」という選択をしています。(31 ページ)

時間というリソースは限られているから,やることを絞り,クオリティを高める。

ひとつのことにフォーカスして,深く掘り下げていくことは,仕事のスピードを速め,成果を上げるための必須条件です。

私はこのスキルを「フォーカス力」と呼んでいます。(51 ページ)

私がフォーカスして,深く掘り下げていることは何だろうか。

「真面目にコツコツやる」ことが,必ずしも成果に結びつくわけでないことを自覚しましょう。(中略)

「ずる賢く」手を抜くべきところは「手を抜く」ことは美徳と考えましょう。(53 ページ)

コツコツやるよりも,要領よくやって,成果を出す。

計画を練ることより,アウトプットすることのほうがはるかに価値があり,失敗というデータベースも手に入り,改善のトライ&エラーも積めるので,あなたをはるかに成長させてくれます。(86 ページ)

計画を立てるだけでなく,実践してみる。トライ&エラーを繰り返すことで,成長していく。

締め切りがなく時間が十分にある状態だと,人は目の前の仕事に対してさまざまな選択肢を考えてしまいます*1。丁寧に仕事をしようという意識が強い人ほど,その傾向が強いでしょう。選択肢の増加は迷いを生み,集中力を削ぐ大きな原因にもなります。

一方,時間を区切って締め切りを設けると,発想が大きく転換します。時間内にやれることを脳が集中して処理するため,ムダな選択肢を排除し,一点にフォーカスした働き方ができるのです。(88 ページ)

期限は長く設けず,集中して取り組んでもらう。

一流と呼ばれるビジネスパーソンやミリオネアは,生まれ持っての才能や恵まれた環境によって成功したのではなく,彼ら彼女らは一般人よりもはるかに努力を重ねて成功している(155 ページ)

努力を重ねているから,才能を伸ばし,恵まれた環境を手にするのか。

*1:イギリスの歴史学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが 1958 年に発表した「パーキンソンの法則」によると,人は与えられた時間をすべて使おうとする。