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これだけは知っておきたい「通る企画書」の見せ方・つくり方 関橋英作

2020年1月19日更新

『これだけは知っておきたい「通る企画書」の見せ方・つくり方』(関橋英作,フォレスト出版,2007年11月11日発行)を読了。

うるさいやつは,ときに知性を疑われることもあることを肝に銘じましょう。(p. 9)

ほどほどにアピールしないと知性を疑われてしまう。

ときには問題の本質は何か,を企画書の最重要テーマにするだけでもクライアントの評価を得ることがある。クライアントでさえ気づいていない問題の本質。それを白日の下に出す。それが答えを引き出すきっかけになるのです。問題探しこそ,企画書達人への道。(pp. 40 - 41)

問題があって,始めて提案が成り立つ。
問題のないところに提案はない。
そもそも,問題に気づいていないクライアントもいるかもしれない。

企画書の本来の目的は,単なる新しいことの提案ではなく,問題解決と考えましょう。(p. 51)

単なる新しいことの提案では受け入れられない。
問題解決する新しいことの提案であれば,受け入れられる。

Strength(強み),Weakness(弱み),Opportunity(チャンス),Threat(脅威になるもの)。それぞれを 4 つの象限に書き出していく。書き方にルールは何もありません,ポイントを的確に短くたくさん書き出す,それだけです。S と T はわかりやすいでしょうが,企画をするために重要なのは,O と T。(p. 54)

4 つの象限に書き出していくやり方はまねしてみよう。

企画書で出すデータについては,あくまで詳細資料として付録にしましょう。要は,そのデータから何を引き出したかを,サマリーする。それにしか,相手は興味がありません。もっと言えば,それをひと目でわかるように,図解する。これができれば,上級です。(p. 96)

データはひと目で分かる形にする。

グラフの役割は,全体像を示すことより,肝心な数字の比較,推移を示すこと。(p. 132)

ポイントとなる数字はグラフ化して,比較したり,推移を示す。

最後の企画書の例は,私自身がやりたいことです。ほとんどの人に当てはまる問題かもしれません。それは,本音で話すこと,正直に話すこと,オープンになること。これができれば,きっと世の中はこんなに面倒なことばかりが起こらないですむのでしょうが。(p. 168)

嘘をつこうとするとうまくいかない。
正直に,オープンにできれば,企画書はうまくいく。

夢見がちな人は,幼い人ではなく,アイディアがいっぱいある自由な人なのです。(p. 187)

アイディアが出てこなければ,企画はうまれない。

新聞,テレビのニュースを見て,即座に,いま見たことを1分にまとめて話す。要約の訓練です。これができれば,クライアントが何を話そうとも,しっかり理解でき,即座の返答もできるようになります。(p. 205)

テレビのようにまとめられているものを要約できないと,クライアントの話なんて要約できず,即座の返答ができない。