Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

2021年10月8日作成

『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(赤羽 雄二,ダイヤモンド社,2013年12月24日)を読了。

自分や他人の言葉が正確には何を意味しているか,何を意図して発言されたものか,意識的に言っているのか,それとも無意識なのか,をいつも考え,より深く理解することが必要になる。(位置 No. 228)

言葉の意味をよく考え,より深く理解することを心掛ける。

頭がいい,仕事ができるという時,実は言葉への感覚が鋭く,そのためにコミュニケーション能力の高さが光って見えることが多いのだ。(位置 No. 251)

コミュニケーション能力が高い人は,頭がいい,仕事ができるという印象である。

製造現場の生産性向上にはどんな会社でも取り組むが,企画書・報告書作成,メールのやり取りなどのデスクワークに対しては,生産性という概念があまり広まってないし,体系的な努力もほとんどされていない。(位置 No. 403)

まずは私が所属しているチームから,デスクワークの生産性の概念を共有し,体系的な努力を実践する。

どんなことに対しても,「これはこうかな」という仮説を立てている。あるいは立てることがすぐできる。仮説を立てた後で検証する。検証して違っていれば,すぐ立て直す。(位置 No. 426)

仮説があるから,検証ができる。仮説がないままでは,迷走するのは当たり前。

普段から企画や事業について考え抜いている人が突然の変化にすぐ対応できるのは,「ゼロ秒思考」が身についているからだとも言える。自然と先が読めてしまう。はっきりとではなくとも,だいたいの方向性が瞬時に見えるようになる。情報収集を延々として判断を先延ばしにしたり,不安に駆られて部下を叱り飛ばしたり右往左往するのとは正反対だ。(位置 No. 458)

「ゼロ秒思考」を身につけておけば,突然の変化にすぐ対応できる。普段から,企画や事業について考え抜くことで,「ゼロ秒思考」を磨いていく。

私が知っている限り,ある程度の経験を積んだ現場の方々は,何が問題でどうすべきなのか,おぼろげにでもイメージをお持ちだ。しかし,それを具体化する訓練を十分にはしていないので,どうしたらいいかわからない,まずは情報収集しないといけないと思い込んでいるだけか,上司の叱責や嫌みを恐れて意見を言わず,情報収集を継続するという安全策を採っているだけだ。(位置 No. 510)

頭の中に浮かぶおぼろげなイメージを具体化する,という作業(訓練)を繰り返す。

マッキンゼーでのやり方はもっとアグレッシブで,クライアントへのプレゼンテーションの一週間くらい前まで徹底的に考え抜き,プロジェクト報告書・提案書を完成させる。そこで一度壊して再構成する,というようなこともやっている。(位置 No. 1717)

プレゼンテーション資料を壊して,再構成することで,より洗練されたプレゼンテーション資料に昇華する。