Masassiah Blog

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まるわかり!IoT ビジネス 2019 50 の厳選事例

2020年4月19日更新

『まるわかり!IoT ビジネス 2019 50 の厳選事例』(日経 xTECH/日経コンピュータ,日経 BP 社,2018年10月11日 第1版)を読了。

問題は,データの収集・分析が半ば目的化していて,小さく始めた後に大きく伸ばす展望に乏しいことだ。部分最適化にとどまっているのも,データの収集・分析の先を描けていないからに外ならない(位置 No. 126)

データの収集・分析し,何をするかを具体的に思い描く。

IoT の成熟レベル by 日立製作所(位置 No. 145)

  • レベル1 見える
  • レベル2 つなげる
  • レベル3 流れを制御する
  • レベル4 問題を把握・対策する
  • レベル5 将来を予見する
  • レベル6 連携と協調

私が勤めている会社の IoT の成熟レベルは「ちょっと見える」くらいなので,レベル 1 以下だろう。

細野氏*1は IoT 化の意義を「データが見えて何が嬉しいのかと言う人もいる。しかし,データを用いて現場を可視化したからこそ,稼働率を改善していこうという意識を持てる」と語る。(位置 No. 1773)

現場の可視化ができれば,改善しようというモチベーションが生まれる。

「当社が目指すスマート工場の要件は,スマートマシン,ロボットによる自動化,IoT の高度活用の 3 つだ」とオークマ取締役副社長の家城 淳 氏は説明する。(位置 No. 1880)

少子高齢化で,生産の担い手が減っていくことが予想されるので,スマート工場は製造業が生き残るためのソリューションの一つだ。

同社(コマツ)の強さを支えるポイントは大きく 2 つあると日経ものづくりは分析する。1 つは,顧客の価値創造を徹底していることだ。「顧客も考えていなかったような,先の先の話を議論していく」(同社代表取締役社長の大橋徹二氏)やり方で,コマツが顧客のビジネスの成長に貢献していく。

もう 1 つは,オープンイノベーションへの取り組みだ。キーコンポーネントの内製は確保しつつも,自前主義にこだわらず,社外との連携を積極的に進めて,次々と革新的な製品やサービスを迅速に生み出すことを可能にしている。(位置 No. 2259)

「社外との連携を積極的に進める」ということが,スピードにつながる。

 

*1:経営改善研究所(本社千葉県浦安市)所長の細野 祐一 氏。