Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト

すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト」(茂木健一郎PHP新書)を読みました。

最近のマイブームである茂木健一郎著であること、音楽を題材した本であるということで購入。特急電車、新幹線に揺られながら読みました。

まあ私は自称ロッカー(Rocker)であり、ロックとクラシック音楽の融合(イングウェイ、ドリームシアターとか)には若干の興味はありますが、クラシック音楽にはあまり触れてきませんでした。

何度かはロックコンサートを見に行ったことはありますが、ここ数年、コンサートに行っておりません。専ら音楽はパソコンや携帯音楽プレーヤーで聴くばかり。この本を読んでいると、若干、コンサートに足を運んでみたいなという気になりました。特に、この本で大きく取り上げられていたラ・フォル・ジュルネに興味津々です。

空間的な制約で2008年のラ・フォル・ジュルネに行くこと難しそうですが、一年前にこのイベントを知っていれば・・・。若干、悔やまれます。

若干、話は逸れますが、茂木氏は本の中で次のように語っていました。
そもそも私は、言葉というものを意味においてとらえていない。
(中略)
さらに告白してしまうと、ここ数年、私は文章を書く時、意味の伝達に主眼を置いていない。
あることを表すために、とりあえず、なんらかの文を書く。それを読んで受ける印象にじっと耳をすます。この部分でこの単語はちょっと違うな、この流れには違和感があるな、といった具合に判断して、手を入れる、言葉をタイミングとリズムとしてとらえ、音楽としてよりふさわしい表現はないかと模索しているのだ。
茂木氏の書く本が、非常に読みやすいと感じたのは、茂木氏が上記のように文章を書いていたからかな、と自分なりに納得した気になりました。

第1章 音楽は微笑む
第2章 音楽との出会い
第3章 音楽と創造力
第4章 音楽のように生きる
第5章 特別対談「音楽の力」-ルネ・マルタン x 茂木健一郎

イメージ 1