最近のマイブームである茂木健一郎著であること、音楽を題材した本であるということで購入。特急電車、新幹線に揺られながら読みました。
何度かはロックコンサートを見に行ったことはありますが、ここ数年、コンサートに行っておりません。専ら音楽はパソコンや携帯音楽プレーヤーで聴くばかり。この本を読んでいると、若干、コンサートに足を運んでみたいなという気になりました。特に、この本で大きく取り上げられていたラ・フォル・ジュルネに興味津々です。
空間的な制約で2008年のラ・フォル・ジュルネに行くこと難しそうですが、一年前にこのイベントを知っていれば・・・。若干、悔やまれます。
若干、話は逸れますが、茂木氏は本の中で次のように語っていました。
そもそも私は、言葉というものを意味においてとらえていない。
(中略)
さらに告白してしまうと、ここ数年、私は文章を書く時、意味の伝達に主眼を置いていない。
あることを表すために、とりあえず、なんらかの文を書く。それを読んで受ける印象にじっと耳をすます。この部分でこの単語はちょっと違うな、この流れには違和感があるな、といった具合に判断して、手を入れる、言葉をタイミングとリズムとしてとらえ、音楽としてよりふさわしい表現はないかと模索しているのだ。
茂木氏の書く本が、非常に読みやすいと感じたのは、茂木氏が上記のように文章を書いていたからかな、と自分なりに納得した気になりました。(中略)
さらに告白してしまうと、ここ数年、私は文章を書く時、意味の伝達に主眼を置いていない。
あることを表すために、とりあえず、なんらかの文を書く。それを読んで受ける印象にじっと耳をすます。この部分でこの単語はちょっと違うな、この流れには違和感があるな、といった具合に判断して、手を入れる、言葉をタイミングとリズムとしてとらえ、音楽としてよりふさわしい表現はないかと模索しているのだ。