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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」

私は仕事を記録し,見える化することを続けている。その参考にすべく,『時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」』(谷口和信,明日香出版社,2020年3月31日)を読了。

よくわからない仕事も「何がわからないのか」「どのようなゴールなのか」を書き出して整理してみれば,次の一手ややるべきことがつかめるものです。

見える化」は何だかわからないものをわかる形に変える手法ともいえます。(位置 No. 24)

頭の中だけで考えるより,紙に書きだすことで思考が整理されていく。

タスクやスケジュールを書き出す際に私が注意していることは,「終わりを思い描くことから始める」ということです。

「終わりを思い描く」とは,完成形やゴールをイメージするということです。(位置 No. 305)

目の前のやることだけ書くのではなく,完成形やゴールをイメージして書く。

人の集中力は,それほど長く続きません。ものすごく集中した状態を保てるのはたった 15 分,普通に集中できるのが 30 分,長くても 90 分が限界といわれています。また,長時間集中したあとには疲れが残り,回復にも時間がかかってしまいます。

ですから,1 つひとつのタスクは,集中したら 1 時間以内で処理できる作業に分解するようにしましょう。

そして,1 つのタスクが終わったら,5 分から 10 分程度の休憩をはさんで次のタスクに取りかかる。それが,一日中集中力を持続するコツにもなります。(位置 No. 420)

一つのタスクは,長くても 1 時間以内となるよう分解する。

タスクリストの目的は,2 つあります。

  • やることを忘れないようにまとめて書き留めておくこと
  • タスクを処理するのに必要な時間を把握すること

この 2 つの目的からわかる通り,タスクと所要時間はセットですから,タスクリストには必ず所要時間も書くことを忘れないようにしてください。(位置 No. 470)

タスクに所要時間の想定を書いておけば,ちょっとした空き時間でもタスクをこなせるようになる。

人は記録していないと,自分の都合のいいように解釈したり,覚えていたりするものです。そのような ”あいまい” な行動記憶に頼っていては,しっかりと改善することはできません。

ですから,自分のことをよく知るためにも自分の行動を記録して見える化するようにしてください。(位置 No. 918)

自分のことであっても,時間が経つと記憶が曖昧になる。記憶がはっきりとしているうちに記録する。