Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

「超」メタ思考 頭がよくなる最強トレーニング 57 連発

『「超」メタ思考 頭がよくなる最強トレーニング 57 連発』(ハック大学 ぺそ,KADOKAWA,2022年9月24日)を読了。

メタ認知」という心理学の用語があります。これは,鳥になって上空から地上を見下ろすように物事や自分自身を俯瞰的に見る,という意味です。

そのメタ認知を応用し,高い視点から課題を捉え,脳が瞬時にタスクを処理するようになるのが,本書でお伝えする思考法,『「超」メタ思考』なのです。(位置 No. 17)

俯瞰する,バルコニーに立つ,というのはメタ認知のことか。

課題解決では,基本的に以下の 3 つのプロセスを踏む必要があります。(位置 No. 52)

  1. 課題の認識(何が問題で,最終的にどうしたいのかを正しく捉える)
  2. 課題の推論(何をするのか,何から始めるのか,仮説を立てて整理する)
  3. 施策の執行(決めたタスクを決めた手順で行う)

課題解決では,課題の認識から始める。

ここで,まず「課題解決」とは何かを考えてみましょう。課題を解決するというのは,誰かの「不」を解消することです。「不」とは,「不安」「不満」「不便」「不具合」「不信」「不完全」などです。(位置 No. 212)

誰かの「不」を解消する。(もちろん,自分の「不」を解消することも含む。)

答えが出ない問題に対して一人で悶々と悩んでいる時間は無駄でしかありません。「何も生まない時間」は極力減らしていきましょう。(位置 No. 633)

今,何を生んでいるか考えてみよう。

できるだけ早く作業者マインドから抜け出して,自ら課題を見つけて解決する段階へ進むこと。それがあなたの付加価値を上げていくのです。(位置 No. 721)

課題を見つけて解決する段階へ進めば,仕事が楽しくなる。

「他の人に聞かなければわからないこと」を調べるために時間をかけるのはナンセンスですが,「自分の知識や経験でわかる範囲で,ここまで行いました」というものを作成し,わからない部分については,より詳しい人,より裁量権のある人に相談することがポイントです。(位置 No. 1023)

「自分の知識や経験でわかる範囲で,ここまで行いました」というものを作成することで,自分がわかること,わからないことが明確にできる。

一般的に仕事ができないといわれる人は連絡が遅い傾向にあります。

先ほど仕事はキャッチボールという話をしましたが,相手が顧客であれ,同僚や上司や部下であれ,とにかく依頼や連絡が遅くなると,たくさんの人に支障が出てきます。なるべく自分の手元にボールを留めておかないということをいつも意識しておいた方がいいでしょう。(位置 No. 1281)

自分に投げられたボールは,すぐに返すようにする。