『ホームページで売上があがる会社,あがらない会社,何が違うか』(石嶋洋平,あさ出版,2015年8月24日)を読了。
「売れるホームページ」を作りたい人は,「お店に愛情をかけるように,ホームページにも愛情をかければいいんだ」と考えてください。
長年にわたってずっと商売をやってきた人なら,リアルな営業や販売を通じて「商売の道理」が身に染みついています。その「道理」を,ホームページでも貫けばいいのです。(p. 88)
ホームページにかける愛情は惜しまない。
「どのような属性を持った人にアプローチしたら商品が高確率で売れるか」を考えるのは商売の基本です。そして,ホームページで商品やサービスを売る場合,とくにここが重要なポイントです。(p. 102)
ホームページを訪れる人はどのような属性を持っているか,想像する。
それから,要因として大きいのは,もともと「不動産業」は,チラシに広告費をかけてきた業界だということ。
「チラシに 100 万円かけて,5 人しか来なかった」といった経験があって,一方で,「ホームページに 20 万円使って 5 人来た」となると,コスト的に見合うことがわかりやすいのです。(p. 118)
学生時代(2003~2007 年),不動産業の会社でアルバイトして,ホームページのメンテナンスを行っていた。もっと可能性を追求すればよかったか。
商売にも,「戦略」と「戦術」があります。戦略というのは,結局「何をやるか」という話で,商売では「何を売るか」というのが戦略にあたります。
一方で,「どう売るか」というのは,戦術の話です。(p. 132)
- 戦略……何を売るか
- 戦術……どのように売るか
「何を売るか」という戦略を立て,「どのように売るか」という戦術を考える。
ホームページは,一番売りたい商品やサービスを買ってもらうために,「本当に必要な情報」に絞って発信することが大切です。(p. 176)
本当に必要な情報は何か見極めて,一番売りたい商品やサービスを買ってもらう。
会社の強みが「スタッフの対応力」なのであれば,実際にその会社で働いている社員を紹介すべきです。(p. 184)
社員の紹介ページを充実させよう。
今やっている ”ホームページ屋” の仕事も,トンカツ屋のアルバイトも,「ちょっとした工夫の積み重ね」が商売の成否を分けるという点で,本質は同じだと思います。
- 「もうちょっとお客様を喜ばせられないか」
- 「そのために何かプラスできることはないか」
を真剣に考えて,ひとつひとつ積み上げていけば,うまくいくものなのです。(p. 211)
改善や工夫を重ねて,ホームページを良くしていく。