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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ウシジマくん VS. ホリエモン カネに洗脳されるな! 堀江 貴文

2021年1月12日作成

『ウシジマくん VS. ホリエモン カネに洗脳されるな!』(堀江 貴文,小学館,2019年6月6日)を読了。

プライドなんて,邪魔なだけだ。大事な決断をするときに,身動きしにくくなる障害となる。プライドを低くすれば,動きやすいし,スピーディに質の良い判断ができる。(位置 No. 234)

プライドが役に立ったことはあるだろうか。プライドが邪魔して,身動きできなかったことならば,いくつかある。

義務教育というのは,国民皆兵の時代に整備されたシステムだ。その名残が,21 世紀になってだいぶ経つのに,いまだ滅んでいない。国民皆兵の制度が戻ってくる可能性など,日本ではほぼゼロだ。それなのに,なぜ協調性だけ継承しようというのか?(位置 No. 315)

教育を変えなければ,日本は変わらない。今,教育を変えたところで,成果となって表れるのは,かなり先のことだが,やらなければならない課題だと思う。

大事なのはカネを稼いで,何を遂げていくのか,どんな実現を目指していくかだ。

それがビジネスの本質であり,カネを儲ける意味となる。(位置 No. 391)

カネ儲けは手段であって,目的ではない。

「カネがなくて困っている」というのは,「信用がなくて困っている」という意味と同じだ。

一次的に借金をすれば,解消できるわけではない。

信用をいかにして取り戻すかという考え方をしていかないと,カネで困る人生は,いつまでも続く。(位置 No. 778)

カネを儲ることを考えるより,信用を増やすことを考える。

私に言わせれば,大阪都構想の反対派や脱原発論者たちなども,過去に生きている代表格だ。古い価値観や情報にとらわれているから,頭のなかが最新の情報にアップデートできていない。感情論が合理的な流れに負ける現実を受け入れられず,妄言に近い意見を振りかざし,科学的裏付けのないデマを拡散したりする。(位置 No. 1265)

冷静で,建設的な議論を深めてほしい。

日本のインフラは充分に整い,住環境は素晴らしい。着実に成熟を深めている国だ。

一方で,いろんなものが揃いすぎているぶん,選択に疲れた人たちが騙されやすくなっている。洗脳社会化が,進んでいる状態とも言えよう。(位置 No. 1664)

いろんなものが揃いすぎて,何をすればいいのかわからない。

できないヤツを引っ張り上げて,できないところに目をつぶり,できないヤツの負の部分を「仲間だから」という理由で引き受けるのは,おかしいと言いたいのだ。

苦境にある仲間を無条件で救い出すよりも先に,自分で解決する示唆を与えたり,あえて厳しく接したりすることも,仲間の大事な役目だ。

シェアすべきは,苦しみではない。喜びや感動,自己の成長をシェアするのが,本当の仲間ではないか。(位置 No. 1930)

できないヤツは放っておいて,本当の仲間を探す。

地方を便利にするのが,そもそもの間違いだ。地方で,東京都内の主要駅近辺と似たような生活を享受できるというのはおかしいと,誰かが言わなければいけなかったし,みんなも気づくべきだったのだ。(位置 No. 1953)

地方の住民が,東京都内の生活水準を求めてはならない。地方の住民にふさわしい生活があるはずだ。

現状維持は基本的に,ネガティブな事象しか招かない。なぜなら社会の仕組みも,世の中の考え方も,関わる人間関係も,すべては変わり続けるからだ。共に変化しない者は,進歩しない以前に,生き残れないだろう。

生物学的視点で見ても,現状維持を選んだ種は環境の変化に適応できず,生存競争から脱落している。

諸行無常が,この世のたったひとつの真理なのだ。(位置 No. 1984

現状維持を是としない。変わらなければ,生き残れない。