2020年12月30日作成
『多動力』(堀江 貴文,幻冬舎,平成31年3月発行)を読了。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり,結果,”タテの壁” が溶けていく。
(中略)
この,あらゆる産業のタテの壁が溶けていく,かつてない時代に求められるのは,各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。(位置 No. 39)
弊社の中にそびえる部門の壁も溶けていくだろうか。
部門の壁が溶けたときにも,うまく立ち回れる「越境者」になる。
時代は大きく変わろうというのに,日本人は「石の上にも三年」に代表されるような「一つのことをコツコツとやる」という価値観からまだ脱せられていない。(位置 No. 71)
新入社員に対して,十数年同じような教育していてよいのだろうか。
ゆでガエルを量産する会社が,大きく変わる時代を勝ち抜けるとは思えない。
あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。
オープンイノベーションにより,「情報」それ自体の価値はゼロになる。(位置 No. 202)
分野によっては情報がオープンになりつつあるが,まだ情報がクローズされている分野もある。クローズされている分野の情報をうまく整理した上でオープンにしていく活動は,社会的な意義として続けていきたい。
時間をかければクオリティが上がる,真心をこめれば人に伝わるというのは,妄想にすぎない。
何百もの仕事を同時にこなすためには,「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は,他人に思いっきり任せよう。(位置 No. 327)
仕事は任せるものだという意識を持つ。
このブログや Web ページは仕事ではないから,他人に完全に任せることはできないが,クオリティを上げるためには他人の力を借りてみたい。
- 何か疑問が湧いたら,その歴史を深く掘って,根幹から理解しよう。
- 10 冊の流行のビジネス書を読むよりも,1 冊の骨太の教養書を読もう。
- 教養は身につけるだけでは意味がない。目の前の仕事に,具体的に落としこむ意識をもとう。(位置 No. 837)
Amazon Unlimited を活用し,ビジネス書を多読するようになった。一方で,Unlimited では手に入らない良質な教養書に出会うと,より得るものがある気がしている。2021 年は,良質な教養書に出会い,それを目の前の仕事に落とし込むことに注力してみようか。
まとめると,無駄な会議をやめるには以下の三原則を守ることが必要だ。(位置 No. 940)
- 解決したい問題を明確にする(能書きは捨てて,結論を先に言う)
- 必要な情報を集める
- 感情論を排しロジカルに判断する
まず,会議のときに使うノートに三原則を書いておこう。
- 強制的に退社時間を 2 時間早めてみよう。
- そうすれば,効率的に仕事を終わらせるにはどうしなくてはいけないか,考える癖が自然とつく。
- 大切なことは,終わらない仕事を,労働時間を増やすことで解決しようとしないことだ。(位置 No. 1039)
仕事を時間で解決しようという発想を捨てる。
僕はそもそも「アイデアを見つけたい」「人脈を広げたい」なんていう頭でっかちな考えをもって日々を過ごしてはいない。
おもしろい人たちとおもしろい時間を過ごす。その結果,偶然のようにアイデアが生まれ,仕事につながり,遊びにもつながる。(位置 No. 1458)
おもしろいことをしていれば,アイデアが生まれ,仕事につながり,遊びにつながる。ワークライフバランスではなく,ワークアズライフか。