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現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

TEAM HACKS チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術

『TEAM HACKS チームハックス 仕事のパフォーマンスを 3 倍に上げる技術』(大橋 悦夫 佐々木 正悟,日本実業出版社,2007年8月1日発行)を読了。

また,チーム名があることで,「各チームのメンバーは自分たちが何に集中すべきかを自然と心得るようになる」といったメリットも得られるでしょう。(p. 37)

チーム名を決めると,同じ目的に向かう仲間意識が芽生える。

ミーティングの目的(p. 40)

  1. プロジェクト全体が計画どおりに進んでいるかを全員で確認する
  2. 問題点を洗い出し,解決のための対策を検討する
  3. メンバー一人ひとりが自分の仕事の進捗を報告する

一人で悩んでいても解決しない。
だから,ミーティングは必要。

人には「現状維持バイアス」という心理的傾向があります。一度何かを「推定」すると,心の中ですぐそれは「確信」に変わり,次にその確信を固めるための「証拠探し」を始めてしまうのです。(p. 77)

現状維持バイアス」の罠に陥りがちである。
その推定は正しいのか,他の人の目にさらしてみることも必要である。

このように,クライアントとのコミュニケーションにおいては,お互いの「β 版」を出し合いながら,クライアントの求める価値に近づいていくことになります。(p. 93)

いきなり完成版を見せられても,相手が困ってしまう。
「β 版」のうちに提示し,クライアントの求める価値を付加していく。

「怒っている人には謝るしかないんだ。いくらこちらが悪くなくても,怒っている人の言い分を全部聞くしかないんだよ」(p. 112)

怒られたら,たとえこちらに非がなくても誤る。
とにかく誤る。

そのための一つの手段となるのが「当たり前のことでも共有する」ことです。「こんなこと,誰もが知っていることだろう」と判断する前に,少なくとも自分が知らなかったことであれば「この方法でやってみたら,いつもの倍のスピードでできた」などとチームメンバーに報告することで,次のようなメリットが得られるかもしれません。(pp. 173 - 174)

  1. 実は,チームの誰もがその方法を知らなかったので,感謝される
  2. 詳しいメンバーから「他にもこういう方法がある」といったフィードバックが得られる
  3. 報告する際に「どうすればほかのメンバーにわかりやすく伝わるか」を考えることになるため,より深く理解できる

「当たり前のことでも共有する」を実践していけば,ちょっとずつ,仕事の効率が上がっていくのではないか。

おそらく拒絶されるであろう要求をセットにして,それを断らせておいてから,別の要求を出して説得するドア・イン・ザ・フェイスは交渉や要請をしても,何ら不自然でない相手に頼む場合のやり方です。(pp. 184 - 185)

ドア・イン・ザ・フェイスのやり方は覚えておく。

「朝の時間を有効に活用すれば,今よりももっとよい仕事ができる」(p. 190)

朝の時間を有効に活用していきたい(希望)。

「思いついたことはきちんとした言葉にならなくても,とにかく早く他のメンバーと共有することが重要」(御手洗大祐)(p. 213)

言葉で人に伝えるには時間がかかる。
とにかく漠然としたイメージでもメンバーと共有していくことが大事である。 

チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術

チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術