情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャ試験の参考にするため,『天使に教わる勝ち残るプロマネ』(IT のプロ 46 代表 三好 康之*1 著,インプレス)を読了。
私の言っている "楽しい職場" っていうのは,自堕落に生活できる場ではなくて,責任を伴う自由な場のことなの。自由とは裁量を与えることで,そこには必ず責任も伴うの。プロジェクトマネージャとプロジェクトメンバが皆,責任を果たす気概があってはじめて自由な場にできるのよね。(位置 No. 659)
自由には責任を伴う。責任を果たすことができない者には,自由を与えることはできない。
説得にかかるコストはもちろんのこと,会議や面談などのプロジェクトにおけるコミュニケーションにかかる時間やお金って,プロジェクトの表面には出てこない埋没コストなの。(位置 No. 1538)
プロジェクトの表面に出てこなくても,コミュニケーションは不可欠だ。
「プロジェクトを立ち上げた段階で,プロジェクト期間を通じて,どの能力をどこまで伸ばすのか?を本人と話し合い合意する。そして,そこに至る過程で ”いつ” ”何をして” ”どのレベルまで” スキルを引き上げるのかを具体的に決めて,計画的に始動する」(位置 No. 1744)
チームのメンバーは,いつ,何をして,どのレベルまで,スキルを引き上げるのか,目標設定しているだろうか。
最後の『避けられた失敗を避けようとせずに繰り返した時』は縁を切るレベルだから,怒ってはいけないというのなら,縁を切っても良いのよ。そうじゃなくて,感情を露にすることで重大性に気付いてくれる可能性があるなら ”怒る” っていう選択肢はありだよね。(位置 No. 1788)
怒っても気付いてくれないのであれば,縁を切る。
- 思考に気をつけなさい,それはいつか言葉になるから。
- 言葉に気をつけなさい,それはいつか行動になるから。
- 行動に気をつけなさい,それはいつか習慣になるから。
- 習慣に気をつけなさい,それはいつか性格になるから。
- 性格に気をつけなさい,それはいつか運命になるから。(位置 No. 1933)
私の思考は,どんな運命をもたらすだろうか。