『自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術』(泉正人,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2017年4月20日)を読了。
一回ミスが起きたらその都度「原因」を考え,ただ反省するだけではなく「仕組み」という形で対策を考えることが肝心であり,さらに言えばそれを継続的に続けられるような形まで落とし込むことが大切(位置 No. 217)
反省するだけでなく,「仕組み」という形で対策する。
専門的なスキルを持った人に依存するということは,リスクの分散ができていない状態(位置 No. 237)
専門的なスキルを持った人しかできないことを減らしていく。
「仕組み」とは,一言でいうと「誰がいつ,何度やっても同じ成果が出るシステム」(位置 No. 304)
私がいなくなっても,同じ成果が出せるシステムを残していく。
私たちは,「ずっと続けてきたものは正しい」と思ってしまう思考回路(思考バイアス)を持っています。正しいと思い込んでしまうと批判の目が曇るので,無駄を見抜きにくくなるのでしょう。
「習慣」とは,昔の自分がつくった「仕組み」です。
「慣習」とは,昔の他人がつくった「仕組み」です。
そして,機能を失った生産性の低い「仕組み」は,逆に自分の成長を阻害する足かせになってしまう恐れがあります。(位置 No. 499)
今の仕組みは,生産性を高める余地がないか確認し,カイゼンする。
「ミスは経験なので善。それを防ぐ仕組みがない組織が悪」(位置 No. 1175)
ミスを起こした人を責めず,それを防げなかった組織を責める。
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