『書く習慣』(いしかわゆき,クロスメディア・パブリッシング,2021年9月1日)を読了。
「はっきりと言っておこう。自らの才能を問う人は,”諦めの材料”を探しているだけだ。もっと言えば夢をあきらめる”言い訳”を探しているだけだ」
これは,『嫌われる勇気』など数多くのベストセラーを手がけたライターの古賀史健さんの著書『20 歳の自分に受けさせたい文章講義』のなかの一文です。(位置 No. 138)
自分の才能を問うのではなく,やりたいことをやり続ける。
要するに完璧主義の人は,単純に「完璧を求める不完全な人」なんです。(位置 No. 387)
完璧主義の人は,時間をかけて完璧を求めているがゆえに,不完全であることが多い。
人はやる気があるから行動するのではありません。
行動するからやる気が出るんです。
最初の一歩さえ踏み出せば,勢いでタタタッと 10 歩ぐらい歩いちゃうもんなんです。(位置 No. 581)
迷ったら,一歩を踏み出してみる。
「なぜ?」の観点で日常を掘り下げることで,自分でも気づいていなかった発見にたどり着けるので,学びがなさそうなところから無理やり学びを捻り出せるようになってくるのです。(位置 No. 797)
日常の中でも「なぜ?」を問うて,より良いものにしていく。
わたしがやっている「超時短で読書感想文を書く方法」をお伝えします。
まず,本を読みおわったら,印をつけた箇所を見て精査します。
「読んでいるときは『なるほど!』と思ったけど,今見返すとそうでもないな」という箇所も出てくるはずなので,それらを省き,もっとも心に刺さった一文を抜き取ります。
そして,その一文をノートやパソコン,スマホメモなどに書き写して,
- なぜその部分が心に刺さったのか?
- 今の自分とどう重なったのか?
- これを受けて,今後どうするか?
これらを考え,その一文の下に本音を書いていきます。
「感想文!」と身構えずに,メモ程度でいいので,自分が読書を通じて感じたことを書き記しておきましょう。(位置 No. 971)
Masassiah Blog で実践している方法と同じ。Hatena Blog には,本を読んでもっとも心に刺さった一文とともに,自分のコメントを残している。
文章は,どこで誰のもとに届いて読まれるかわかりません。
だからこそ,できるだけ読者に「?(はてな)」を抱かせないことが重要になってきます。
具体的には,次の点を注意しています。(位置 No. 1106)
- 専門用語は使わない(とくに横文字)
- 固有名詞には必ず説明を入れる
誰にでもわかりやすい文章を書くように気をつける。
人がなにかをシェアしたくなる欲求を紐解いてみると,「自分もそうだった,わかる」という「共感」と,「これは勉強になるなぁ」という「学び」の存在が重要だとわかります。(位置 No. 1358)
人に共感してもらうため,自分の学びをシェアし続ける。
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