Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

意思決定力

決定力のない後輩にピッタリなタイトルの本だったので,『意思決定力』(本田直之ダイヤモンド社,2009年10月16日)を読んでみた。

情報収集にきちんと「投資」しているからこそ,いざというときスムーズに意思決定ができるのです。(p. 57)

情報収集するための投資は惜しまない。

「体系立った知識」を身につけたうえで「練習」を重ねれば,選択肢を抽出する力はどんどん鍛えられていくのです。(p. 79)

体系立った知識を身につけるためには,資格の勉強が適していると感じている。資格を持つ人は,体系立った知識を身につけているだろう,と期待してしまう。

紙に書くというシンプルな行為は,思考や感情の可視化にもつながり,すべてが客観的かつ明確になります。(p. 101)

自分の思考や感情も可視化しないと,よくわからない。

「六割は進めのサイン」と決めておけば,ぐずぐずと意思決定を引き延ばすクセも回避できます。そのうえ,何かでつまずいても「四割を行動しながらカバーすることは想定内」ですから,慌てずにすむでしょう。

「六割は進めのサイン」とルールを決めておけば,意思決定を引き延ばすことは減らせそう。

意思決定も投資と同じく,「ダメだ」という兆しを見つけたら,被害が大きくならないうちに損切りをしましょう。一時的に失っても,大丈夫――また,リカバーすればいいだけの話なのですから。(p. 135)

意思決定の損切りは,投資と同じように感情ではなくルールベースで行う。

意思決定力を鍛えるには,誘う側になりましょう。何時にスタートするか,イタリアンか立ち飲み屋か和食のどれにするかを決めることも,小さな練習となります。(p. 154)

私は飲み会の幹事を何度も担ってきた。意思決定力を鍛えることにつながっていたのなら,飲み会幹事の苦労は無駄ではなかった。