Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

99 % の人がしていないたった 1 % の仕事のコツ

この本はお気に入りで,自分の後輩にプレゼントすることもある。

最近,後輩に渡す前に『99 % の人がしていないたった 1 % の仕事のコツ』(河野英太郎,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2012年3月10日)を再読。

ホウレンソウをするときに覚えておかなければならないことは,あなた自身と相手には情報レベルに差があることです。(p. 28)

相手はどんな情報を持っているのか,そしてどんな情報を欲しているのかを想像してみる。

「優秀なヤツは,若手中堅ベテランに限らず,議論の最中に立ち上がってホワイトボードを書き始める」(p. 52)

ホワイトボードに書けば,頭の中から思考をアウトプットすることができる。

会議では,議事録そのもののできは問題でなく,次の行動にいかにつなげたかが重要(p. 58)

会議は,次の行動のためにある。

私は会議終了後 15 分以内に,紙の資料は必ず廃棄することにしています。(p. 108)

単純なルールを決めて,情報を整理する。

私が新卒で入社した日本の伝統的な大企業である電通に,社の価値観を表した有名な「鬼十則」(吉田秀夫)という社則がありました。

10 項目のうち次の 2 つが私の好きだった言葉です。(p. 125)

  • 摩擦を怖れるな,摩擦は進歩の母,積極の肥料だ,でないと君は卑屈未練になる。
  • 周囲を引きずり回せ,引きずるのと引きずられるのとでは,永い間に天地のひらきができる。

摩擦を怖れず,周囲を引きずり回す。

限られた時間の中で,あせってすべてに対応しようとすると,結局どちらも中途半端で,パフォーマンスは落ちるものです。どこに時間を割くかを考えるとき,事前に優先順位を決めておけると,時間のムダがありません。(p. 131)

優先順位をつけて,成果につなげていく。

人に説明するためには,自分で論理的に分析した上で,相手に伝わるようにさらにわかりやすく組み立てるというプロセスが入ります。この過程でさらに自分自身の理解が進み,ときに自分には欠けている部分を見つけ,行動を直すことができるのです。(p. 154)

説明することは,自分の理解を深めることにつながる。

目標達成のためのメモは,すべて次の行動につながるものになっていなければ意味がありません。

具体的には,すべてのメモを「○○に伝える」とか「××を作成する」といった「アクションアイテム」形式にすることです。(p. 187)

私のメモはアクションアイテム形式になっている。

日頃から自己暗示のように「すべてのトラブルは,実はたいしたことではない」と念じておくことで,いざというときに平常心に立ち戻り,有効な対応策を打つことができるのです。(p. 191)

トラブルに直面しても,平常心を保てるようにする。