Masassiah Blog

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[新版]日本国紀<上><下>

Amazon のセールで日本国紀を手に入れたので,『[新版]日本国紀<上><下>』(百田尚樹幻冬舎,令和4年5月)を読んでみました。

神道には,他の宗教が持つ教義や教典がなく,開祖も教祖もいません。森羅万象に神が宿るという自然信仰に近い考え方が基となり,祖先を敬い,浄明正直(浄く,明るく,正しく,まっすぐ)に生きることを徳目とするという道徳観が加味されたものが神道といえると思います。(上,49 ページ)

教義や教典がない神道は,非常に曖昧であり,日本らしいと思う。

約 1 300 年の間,元号の文言は一貫して漢籍(中国の古典書籍)から引用されていましたが,21 世紀になって初めて元号が和書から引用されたことは,新しい時代の到来を象徴する出来事だったと思います。(上,66 ページ)

初めて和書から引用された令和が,元号に選ばれたのには,深い意味があるのだろうか。

そして私はここに「言霊主義」の悪しき面を見ます。つまり「悪い結果は口にしないし,想定もしない」で,「いいことだけを言う」という日本人の特有の精神です。この後も,日本軍は「言霊主義」に囚われ,太平洋の各戦場でひとりよがりの作戦を立てて敗北を重ねていきます。(下,175 ページ)

一般的な印象として,日本人にはリスクマネジメントが苦手な人が多いと思う。

ところがその憲法を私たちは七十年以上経った今も改正していませんが,実はこれは世界の中でもきわめて異常なことなのです。憲法は絶対不変なものではなく,時代に合わせて必要なものを付け加え,不要なものは削除するというのは世界の常識です。(下,202 ページ)

時代は変わっているのに,憲法が全く変わらないなんて,おかしい話だ。

岸は「安保改定がきちんと評価されるには五十年にかかる」という言葉を残していますが,日本のマスメディアは五十年以上経った今も,この時の安保改定および岸の業績を正しく評価しているとはいえません。(下,248 ページ)

正しい評価を下せないマスメディアに存在意義はあるのか。

二十一世紀の今日,世界中で「人種差別は悪である」ということを疑う人はいません。しかし百年前はそうではありませんでした。当時,絶対強者だった欧米列強に向けて,初めて「人種差別撤廃」を訴えたのは,私たちの父祖です。日本が世界のモラルを変えたのです。皆さん,どうか,このことを忘れないでいてほしいのです。(下,284 ページ)

日本にいると,人種差別のことを意識せずに生きていける。

憲法と,その憲法のもとで日本の自衛権が制限されているとする解釈のせいに他なりません。憲法九条と誤った憲法解釈があるばかりに,日本は国土も国民も守れない国になってしまったのです。(下,299 ページ)

国土も国民も守れないなんて,日本は国と呼べるのか。