Masassiah Blog

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奪われざるもの―― SONY「リストラ部屋」で見た夢 清武 英利

2021年5月19日

『奪われざるもの―― SONY「リストラ部屋」で見た夢』(清武 英利,講談社,2017年5月1日)を読了。

人間の能力はさほど変わらないのだから,どうしても避けられないリストラならば,ランダムにサンプリングした方がいい。(位置 No. 256)

リストラの対象は,絶対に残す人以外,ランダムに選ぶ。

一人一人の人間を正しく評価するにはその人の能力だけでなく,深い愛情をもってその人と交わり,その人柄まで十分理解しなければ,できることではない(井深 大『適材適所の人事について』) (位置 No. 592)

 上辺だけの付き合いでは,その人柄までは充分に理解できない。

「面白くなかったら仕事じゃねえぞ」

「能力の差は根性の差だぞ」

「やる気のある者は可能から発想するが,執念のないヤツは困難から発想するんだ」

「良いものを安くより,新しいものを早く」

「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め」

「上がファジーだと下はビジーになる」(『ある副社長の語録』)(位置 No. 1308)

時代を超えても,通用する至言であると思う。

「自分の働くところを,自分の才能をどう伸ばすべきかを本気になって考えてほしい。自分の能力が最高に発揮できる,もてる力をフルに発揮して自分というものをさらに高めることのできる場所を探すのは,あなたの権利であり義務である。

人に頼ってはならない。あなたのことをあなた以上に知っている人はいないのだ」(1969年1月,年頭経営方針,井深 大)(位置 No. 2817)

50 年以上前に語られた言葉であるが,今なお語られるべき言葉である。