2020年10月22日
『ぜんぶ,すてれば』(中野 善壽,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2020年4月20日)を読了。
「明日がある」という希望は持つべきだけれど,本当に明日が来ると信じてはいけない。
僕は 75 年以上を生きてきたから,「明日が来ること」が絶対ではないのだとわかります。(位置 No. 35)
明日は来ないかもしれない,と考えてしまうと,何もしなくなるかもしれない。
前例は未来を縛るもの。
激動する現代において,前例は役に立たない。
いつまでも新しいアイディアを捻り出せる人間でいたいから,僕は思い出も捨てる。(位置 No. 288)
前例は未来を縛るには,同意。
時代が変わっているのだから,前例や常識は疑ってみる。
人間は慣れるとバカになる。
頭を使わなくなって,衰えていく。
だから,できるだけ不慣れな機会に身を置くことが大切だと,普段から意識しています。(位置 No. 349)
考えなくてもできてしまうような環境に身を置かない。
頭を使い続けるようにする。