Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

ソーラーバブル崩壊

2020年3月4日更新

『ソーラーバブル崩壊週刊東洋経済 e ビジネス新書 No. 98 を読了。

FIT のもう一つの生命線は,優先接続・優先給電である。ドイツでは,再エネ電力の受け入れが最優先され,火力や揚水発電,広域運用など,ほかの電源や方法で需給調整するルールになっている。その役割を担うのが独立した送電会社であり,系統運用手法を高度化させ,再エネ電力を前提とした安定供給を守ってきた。その結果,火力の設備利用率が低下し,卸電力取引価格の低下と相まって,既存電力会社が影響を受けている。これを支援すべく,待機電源に補助を与える容量メカニズムの導入が検討されている。(『日本は今こそドイツに学べ!』富士通総研主任研究員 高橋 洋)

再エネ電力を前提とすれば,その歪が生じてしまうのは自明。
ただし,どれくらいのさじ加減で再エネを受け入れればよいのだろうか。

経産省も電力会社も原発最優先の古い発想に凝り固まっている。このままでは,IT の技術革新で日本が乗り遅れたように,エネルギーの技術革新でも世界の潮流から取り残されてしまう」(環境エネルギー政策研究所 飯田 哲也 所長)

エネルギーの技術革新では,世界の潮流から取り残されないようにしたい。