Masassiah Blog

現役サラリーマンのスキルアップのための読書まとめ

我が闘争

それは僕がいつも闘っていたということだ。

僕は目の前のままならないこと,納得できないこと,許せないことと闘い続けてきたのだ。(p. 10)

ままならないこと,納得できないこと,許せないこと,それらとは闘わなければならない。

この経験から僕は一つのことを学ぶ。借金をすることは決して悪いことではない。むしろいい借金は進んでするべきだという考えを得たのだ。(p. 64)

私の人生では,借金をうまく活用できた例はない。何か新しいことをやろうとして,お金がない,ということを理由にストップせず,借金という選択肢もあることを認識する。

ビジネスにとって最も重要なこと,それはスピード。新しい事業を起こそうとした時,時間がかかってしまえばどんどん競争相手は増え,コストは嵩み,失敗のリスクは雪だるま式に増えていく。(p. 223)

新事業に大事なのは,スピード。何か新しい事業のアイディアを見つければ,全速力でそれに取り組んでみる。

今,みんなが当たり前だと思っていることを変える。それができっこないとか,大変だと言っていたら,現状はいつまでも改善されない。本当によくしたいのであれば,やるべきことは決まってくる。それをやらないのは単なる怠慢,思考停止だ。個人でも会社でも国家でもみんな同じ。なぜこんなシンプルなことが分からない人が多いのか,未だに謎である。(p. 292)

怠慢,思考停止を見つけたら,厳しく糾弾する。現状を改善するため,怠慢と思考停止は許されない。

僕はこれからも納得いかないものとは徹底的に闘っていくつもりでいる。闘い自体を目的にしているわけではないが,僕がこの限られた人生で幸福を追及するためには,どうしても闘いは付いてまわるはずだ。(p. 356)

生きていく上で,納得いかないことはこれからもあるだろう。だから,闘い続ける人生となる。

我が闘争 (幻冬舎文庫)

我が闘争 (幻冬舎文庫)